カロト家の日記

January 27, 2020

朝

海の底のように青く静かで冷たかった風景に、無数の小さな火が灯る。

熱を帯びながら鮮やかに色づいて行く世界。

 

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浮き上がっては溶け込んでいく一瞬を見逃さないように、夢中でファインダーを覗く。

 

ざわめきがひと際大きくなる。

小さな命たちの温度が森に動きをもたらす。

 

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アオジ

 

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2004

メジロ

 

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ウグイス

 

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2016

ジョウビタキ♀

 

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2007

ルリビタキ♀

 

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シロハラ

 

2001

遠くで声がするなと思っていたら、パッと目の前に現れては飛び去って行く、小さくて美しい鳥たち。

儚い夢のような朝だった。

 

 

歩を止めて初めて知れる自然との出逢い。

視界に飛び込んでくる躍動感のある生き物たちの命。

 

ルリビタキ

ルリビタキ

 

2015

見慣れない珍客。それは僕だったりする。

 

2005

2003

ヒヨドリ

 

樹の上を見上げたり、鬱蒼と茂るブッシュに目を凝らしたり。

眼下の樹上にはシメの群れ。パチパチと木の実を砕く音が響く。

 

2006

シメ

 

2008

身近な場所にも知らなかった楽園。

その場所に辿り着くことが近いようで遠い。

 

 

2009

2010

2011

2012

2013

コハクチョウ

 

コハクチョウたちを間近で感じ、美しくてたくましいありのままの姿に感動する。

なるべく自分の痕跡を残さないように、静かにその場を離れた。

 

2014

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