カロト家の日記

April 20, 2020

新しい一日を

アスパラガスニョキニョキ

裏庭の小さな畑のアスパラガスが今年も元気に伸びてきた。足元の季節は今日も変わらず巡る。

最近のカロトはカフェの営業がお休みになり、本業の革製品の製作に没頭する毎日。

休日は、不要な外出を控えながらも、色々とやりたいこともいっぱいで、毎日が目まぐるしく進んでいく。

 

玉切り日和

この日は杉の丸太をチェーンソーで玉切りに。

 

薪割り日和

翌日は玉切りにした丸太を斧で割っていく。僕の斧にも神が宿っているんじゃないかと思うほどこの日の薪割りは絶好調。

 

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最近、友人の畑を間借りして野菜を育てている。この前芽吹いたと思っていたじゃがいもがどんどん大きくなっている。

 

娘手作りマカロン

休校中の娘が手作りでマカロンを作った。これがめちゃめちゃ美味しくてびっくり!!

 

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マカロンの撮影に勤しむ娘の隣で、ミシンを踏む。久しぶりのミシンは、なかなか楽しい。

 

革製品製作中!

仕事の日、工房ではみんなでせっせとオーダー品の製作!

 

スペイン料理エルボガバンテ346

京都のスペイン料理エルボガバンテ346さんのメニューブックの修理を。

メンテナンス後、とても綺麗になって喜んでいただけて良かった。永くお使い頂ければ幸いです。

 

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庭に咲いていたハルジオン(春紫苑)を見つけ、採集。

 

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軽く茹でて….

 

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ハルジオンのお浸し(最高に美味しい☆☆☆)

 

今日は休日。さぁ、何しよっかなー

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以前、採集していた蔓で新しい腰籠を編もう。

 

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柔らかくする為、一日程度、水に浸けておきます。

 

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雨上がりの午後。嫁さんとワラビを採りに出かける。この日は娘が珍しくついて来た。

この日の夜は遅くまで蔓で籠を編んだ。やり出すと止まらない。

 

翌日、遊びに来た娘の友達と稲を連れて、みんなで川遊びへ。

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僕は籠編みの続き。せせらぎを聞きながらの作業はとても気持ちが良い。

 

月曜、いつも通り朝9時から仕事。受け取りのお客様も二組いらっしゃって、久しぶりに賑やかな一日だった。

 

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夜の籠編みに備えて、籠と材料の蔓を水に浸けておく。

 

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天然の蔓の自然なうねりを生かしながら、籐も使って編んだ。

苦労してなんとか形になった籠はとてもいびつだけど愛嬌があっていい。

 

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出来上がった籠を嫁さんにプレゼント!

って、違う違う、そうじゃない〜そうじゃな〜い♪

 

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何度、作ってもやっぱり面白い天然の蔓を使った腰籠編み。

今回は籐を使ったので、だいぶ軽く仕上がった。

嫁さんとお揃いの腰籠を付けて、早く山菜採りに行きたい。

 

蔓で籠を編む山菜採りと蔓採集

一年前に作った僕が愛用する蔓の腰籠。山菜採りにキノコ狩りに大活躍!

 

コロナの影響で、自粛自粛で憂鬱になる毎日。

だけど、明日はまた新しい一日がやってくる。

せっかくだから、今しかできないことを楽しみたい。

良い新しい一日を。

 

April 14, 2020

待ちに待った山菜採りへ

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休日、今日は嫁さんと稲も一緒。

里山に山菜を採りにきました。

自粛自粛の毎日ですね。

でも、こんな時は里山で美味しい空気を吸いながら、山歩きをするのはとてもいいと思う。

今年もやってきた芽吹きの季節。山は新緑に包まれ、世間の喧騒を忘れられる。

 

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ワラビを発見!!なるべく太いものを収穫。一度見つけるとその周りにたくさん出ている。

 

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作り笑顔頂きました(笑)

ワラビって、収穫時のなんとも言えない香りも好きなんだよね。

松茸とってるんちゃうかっていうくらい、採り出すと夢中になってゾーンに入る。

 

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ワラビがあるのはこんなところ。枯れたワラビがある場所を探すのがポイント!

 

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ポカポカあったかい。里山ののどかさもやっぱりいいね。

 

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お昼ご飯は見晴らしの良い場所で。稲もたくさん歩いてお疲れさん。

 

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採りたてのコシアブラを茹でて…

 

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カップヌードルに投入〜!!

 

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稲は疲れてお昼寝中〜zzz

 

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コシアブラの新芽。

山菜の収穫にはルールがある。翌年、また芽が生えて来るように、全部採ったらダメ。必ず1つか2つは芽を残すこと。

自然の恵み、山菜を楽しみにしている人たちが大勢いるので、欲張って採りすぎない。

 

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晩御飯にちょうど良いくらいの量が採れた。コシアブラの香り、大好きです。

 

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収穫したワラビ。ずっしりくるぜ。

 

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家に帰って、ワラビのアク抜き。

お湯を沸かして、ワラビと薪ストーブの灰を入れ、日を消し一晩置いておく。

その後、水でさっと洗って、水を切る。

 

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ジップロックに、ワラビと醤油、粉末だし、鰹節を適量加え、お浸しに。

 

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晩御飯に加わった、コシアブラの天ぷらとワラビのお浸し。

 

自分で採った春の味覚はやはり格別です。

ありがとう自然。ありがとう四季。

またフィールドに出かけれる時を楽しみにしている。

 

April 09, 2020

一通のお手紙

お手紙

 

時折、お客様からお手紙を頂くことがあります。

SNSな時代だからこそ、筆を執ってくださったお客様の優しさや人柄をしみじみと感じますし、

自分たちがやっていることがちゃんと伝わってるんだなぁと実感でき、とても嬉しく思います。

初めてカロトにお越し下さるお客様も、足繁く通ってくださっている常連さんも、こんなひっそりやっている小さなお店を見つけてもらって、いつも有り難く思っています。

 

最近、お店に遊びに来てくれた友人がコロナの影響でとても苦しそうでした。

病によってではなくて、仕事によって。

普段、当たり前に感じていた日常も、そして生活も一変してしまうほど、今回のコロナの影響は大きいようです。

 

仕事に対して誰よりも真摯で真面目で勤勉で、柔らかい物腰なのに常に芯があるそんな彼の人柄も、周りの人に愛される理由。

彼はもともと辛いことを口に出したり表情に出すタイプじゃないけど、一緒にいるとやはり感じてしまいます。

そんな時にここに会いに来てくれた彼のことを思うと、変わってあげれるなら変わってあげたい。なんだか胸が苦しくなりました。

昔、一緒にスケボーに乗って無邪気に走った日の事を思い出します。

あの頃に戻れたらいいのになと、ふと思ってしまいます。

 

将来のこと、10年先のこと、来年のこと、1週間先のことも、明日のことも、誰もわかりません。

「果てしない闇の向こうに夢を描こう。」

自分が10代の頃に流行っていた曲。

あの頃は、まだ幼すぎてよく判っていなかった歌い手の想いも、今は解るような気がします。

 

今日の一歩が明日の一歩を作る。

自分たちにしか出来ないことで、周りの人たちの役に立てたり、喜ばれたりすることを見つけて、今日もコツコツと生きるのみです。

April 06, 2020

桜ドライブと新人歓迎会

桜と稲

お天気に恵まれた休日。

朝から畑に出掛けて家の片付けなどなど雑用をこなし、お昼から稲と遊ぼう!と嫁さんと板取川に向かう。

 

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おーい、稲〜!出掛けるぞーー。稲(zzz)

 

桜ジムニー

目的地はもっと先だったけど、とても静かで綺麗な桜並木を見つけたので途中停車。

 

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堤防沿いの桜並木を散策。

 

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透き通った清流を見て、河原に下りない訳にはいかない。

 

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河原で稲とひとしきり遊んだ後、清らかな流れを聴きながらまったりと過ごす。

 

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土手に生えている野草のヤブカンゾウを見つけた。

 

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こちらはシャク。爽やかな香り!美味しそう〜

 

野草を摘む

持ち帰り用に少し野草を摘んだ。

 

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上を見上げれば桜満開です。

 

稲とドライブ

さあ、帰ろう〜!と車に戻るとすんなり車に乗り込む稲。あれ、もう満足したかな??

 

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今回はモルタル捏ね用の船が稲の特別シート。

そこから根尾まで足を伸ばし、桜ドライブを楽しみ、夕方に帰宅。

 

 

 

 

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翌日の朝の散歩。公園で稲とボール遊びやフリスビーで遊んだ。

 

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家に戻るまでにノビルの群生地を見つけ収穫!

稲はただひたすら収穫が終わるのを待つ。

その日の夜はノビルとヤブカンゾウとシャクで一品。

 

どれも美味しい山菜で、なかでもヒット作はノビルのナムル!

これは金曜日の仕事終わりに、裏庭でBBQ &新人歓迎会をやった時にスタッフの酒ちゃんが作ってくれて、ハマった!!美味い!!

 

新人歓迎会の様子

BBQと新人歓迎会

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4月から新しいスタッフが増えました。

新人なのにもう女将感が漂ってる、笑顔が素敵で気配りのできる石川県出身の女子です。

ウエルカム〜

 

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BBQに加えた一品は、タンポポの天ぷら、カラスノエンドウのお浸し、ノビルのナムル、焼きナス、です。

 

春を感じながら、カロトも新しいシーズンのスタート!

今は世の中が大変な時。

でも、こういう時でも自分たちのペースを変えずに、地道に前を向いて進んで行きたい。

この一歩一歩がちゃんと将来に繋がって行くと信じている。

笑顔を大切にしていこう。

April 03, 2020

蔓掛けのボウル

蔓掛けのボウル

月に一度の籐の教室で作ってきた蔓掛け編みで作った小さな籠。

教室にもう何回も通っている嫁さんとスタッフの酒ちゃんはもっと大きな作品を作っている。

僕はまだ1日で仕上がるような小物を教えてもらっているんだけど、数時間のうちに、色々な編み方がぎゅっと凝縮したこんな作品が出来上がった。

基本の編み方は一体どれくらいあるんだろう?

籐編みは奥が深い深い。

コロナの影響で沢山人が集まるところにはなかなか足が向かないけど、こんな趣味があればきっと家でやることは尽きないんだろうな。

次の教室までに、もう一度復習を兼ねてもう一回り小さな蔓掛けの籠を作ってみたいと思う。

 

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薪ストーブの焚き付け作り用に新しく手に入れた手斧。

ピザを焼く時用の細い小割り作りも、これで作業がだいぶん楽になった。

やっぱり新しい道具がやってくると手を動かすモチベーションが上がるなぁ。

 

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夕方、お店が落ち着いた頃合いを見計らって、みんなで薪運びをした。

その後、裏山にスズメバチトラップを設置。

今回の誘引液は、

ファンタグレープ:日本酒:酢:黒砂糖 = 10:3:2:2

2Lのペットボトルに入り口となる切り込みを入れて、木の幹に吊るしておく。

春になると冬眠から目覚めた女王スズメバチが巣作りの為に飛ぶ。

この時期に、その女王蜂を狙ってスズメバチトラップを仕掛け、捕らえることができると効果が高い。

 

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店の入り口のジャスミンが咲いた。

身近に咲く美しい花や次々と芽吹く樹木たち。

春は発見が沢山あって楽しい。

April 02, 2020

バタートレイを作ってみる。

モーニングのプレートで使っているバタートレイを手作りで作ってみた。

朝のちょっとした隙間時間を使ってコツコツと。

製作に使う道具はナイフとサンドペーパーのみ。

Here we go !!

 

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まずはナラやチェリーの角材をナイフで割っていく。ナイフの背を木の角材で叩くと木目に沿って綺麗に割れる。

 

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木目や表情を見比べて表裏を決めて、裏側からナイフでザクザクと角の面取りをする。

 

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サンドペーパーを使って手触りが滑らかになるまで表面を削っていく。

 

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アマニ油を染み込ませながら、目の細かいサンドペーパーでさらに全体的に整えていく。

 

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今日は10個が仕上がった。

材の種類や大きさや厚み、面の取り方、表面を削ってみたり。

工夫次第で様々な形のバタートレイが出来るので、今後も工夫を重ねて作っていこう。

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