カロト家の日記
February 28, 2019
京都からの来客
京都に僕たちのお店『calotte leather handmade』がまだあった頃、ご来店くださったお客様がカロトギフに遊びに来てくださいました。
ご来店1回目は、彼女が彼へのプレゼントにコインケース(奥 Coin olive)を選んで頂きました。
その後、プレゼントを受け取った彼がこっそり来店してくださって、もう一つ彼女に贈る為にカラーオーダーにてコインケースご注文→製作させてもらいました。
そのご注文の際に彼から聞いたのが、そのコインケースを渡す時に中に指輪を入れてプロポーズすると。
あの時のコインケースは、時間を重ねて、柔らかくなりとても良い味が出ていました。
そしてプロポーズも見事成功したようで、この春にお二人は入籍することが決まっているそうです。
自分たちが作るもので、人が幸せになること。
作り手として大きな喜びを感じます。
贈り物で選ばれることが多い革製品ですが、人生の大事な機会に選ばれることも多く、その後の結末を聞かせてもらえることもとても有り難いことです。
『最近、写真を撮った作品たち』
February 23, 2019
クヌギの木
お天気に恵まれた土曜日、久しぶりにゆっくり起きて、嫁さんとモーニングに行って、今日も薪作り。
ちょっと春めいてきて、となりのトシさん家の梅も咲いて、駐車場のタンポポやオオイヌノフグリも咲いている。
鳥は囀ってるし、ポカポカあったかいし、ようするに何をするにも心地いい季節が到来している。
薪作りをするようになって、さまざまな事を知る。それは薪ストーブを焚くだけじゃ解らない自然との繋がり。
昔、この一帯は桑畑だったと、近所の経験豊富なお歳を重ねたお姉さんに聞いた。
あちこちで蚕を飼って、絹糸を採っていた時代だ。
その後、蚕産業が衰退し、桑畑からのシフトで杉を植林してから50年。
今はその杉林も虫喰いの被害に遭い、昨年の台風でかなりの杉が倒された。
僕はその、倒されたり林業のおじさんが切り倒した杉を、これから先の薪ストーブの主な燃料にしようとしている。
というのは、今、薪として使っているのは、小屋の改装で出た廃材などの建築資材や友人の木工作家や家具屋さんから譲り受けた木材や一年前に切り倒してあったユーカリの木だ。
薪は最低でもひと夏、広葉樹なら2年ほど乾燥させなければならないので、現在、作っている薪たちは次の冬かその次の冬用となる。
針葉樹は乾燥も早いので、杉やヒノキの薪は次の冬には使えるかもしれないが、ナラやクヌギなどの広葉樹の薪を燃料として使えるのは当分先になりそうだ。
さて、今日の薪作りは大物のクヌギが相手である。
クヌギは薪の中でも最高らしい。日持ちが良くて、火力も強いと。
でも、僕の住む場所で身近なのは杉やヒノキなので、クヌギが手に入ることは、これから先どれくらいあるか分からないけど。
先日、林業のおじさんが切り倒したクヌギが裏山にあるので、朽ちてしまう前に切り出して来ようとチェーンソーを抱えて裏山へ向かう。
切り倒され横たわっているクヌギ。直径は30cm。
チェーンソーのエンジンを掛けて、さあ!と気合を入れて切っていく。
長さを50cmに切っても、まだまだずっしり。かなりの重量感だ。
この切ったクヌギを、足場の悪い道なき道を、えっちらおっちら抱えてひとつひとつ薪割り場へ運ぶ。
しかし、この前までここに立っていたこのクヌギは、まだたっぷりと水分を含んでいる。
日に当たって樹皮はあったかいのに、手で抱える時に腕に当たる切断面はとてもひんやりとしている。
大地から水を吸い上げて立派に葉を茂らせていたこのクヌギの木。
でもよく見るとアリが巣にしていたようで、芯の部分が侵食されていた。
何年まえからここに生えていたんだろう、とか、このずっしりとした重さ=水分 は命の重みだなぁ、とか、アリさんもこの木と共に暮らしてきたんだなぁ。
とか、立派なクヌギの木をチェーンソーで切りながら考えていた。
自分がただ薪ストーブを使いたいだけで、何十年も前からここに生えて、いろんな人の暮らしや風景をみてきた自分よりもっともっと年上の木を切っている。
勝手に立っている木を切り倒している訳じゃないけど、決してぞんざいに扱っちゃいけないなと気が引き締まる。
僕は信仰心とか宗教とかを信じる心を、あまり持ち合わせていないんだけど、、
自然との距離が近い暮らしをしてきた昔の人々は、あらゆる恵みに感謝したり、山の神様に感謝したり、自然万物に神が宿ると考えた日本人独特の宗教感が生まれる背景や伝統は、考えてみたらとても自然な事だと思った。
チェーンソーの刃の長さは35cm。
僕の薪割り場。手前が今日切ったクヌギ。(左がヒノキ、奥が杉)これからさらに25cmの玉切りをして、斧で割っていく。
1日の終わりに、ここからみる夕焼けがやっぱり一番好き。
夜は薪ストーブに薪を焼べながら、一日を振り返る。
様々な経験をする事で、何かに気づくきっかけがある。
今、何が必要で必要じゃないか、大切にしたいことはなんなのか。
答えが出るのはいつなんでしょうか。
February 23, 2019
お財布の修理 外革交換
以前よりご愛用してくださっているcalotteのお財布の修理をしました。
京都にcalotteがあった頃、当時お付き合いしていた彼のお誕生日プレゼントにご購入いただいたお財布です。
修理依頼のご連絡をいただいた後、一度カロトギフに送っていただき、お財布の状態を確認した上で今回は外革の交換を提案させていただきました。
縫い糸を全てほどき、ひとつひとつのパーツに分けた状態でクリーニング。その後、ホックの交換と全体を縫い直し、また元どおりに。
縫いの終了後、calotteオリジナルレザートリートメントを丁寧に塗り込みます。
しっとりと自然な艶が出て、とても良い状態になりました。
その後、綺麗になったお財布を丁寧に梱包し、持ち主の元へと。
大切にお使いいただいたからこそ、革製品は味が出ながらもどんどんと美しく、そして愛着が増していきます。
傷んだから捨ててしまうんじゃなくて、ちゃんと修理が出来るように考えて設計しているので、ご希望があれば何度でも修理をお受けします。
これからまたさらに長くお使いいただけると、作り手としても嬉しい限りです。
ご愛用ありがとうございます。
February 21, 2019
New 薪棚 後編
薪棚が完成しました!!立派ですね〜。
道ゆくご近所さんからも「おおー!立派なのができたねー!」って声を掛けられます。
ちょっと立派すぎたか?!義理の母からは、「倉庫にもなるくらいでっかいね!」って。
でもきっとこれからも増え続けていく薪の収納にはデカイに越したことはなかろうかと思います。
実際に作ってみて、ここはこうした方が良かったなーなんていうことも色々ありますが、とりあえず無事完成!やったね。
では二日目の様子、LET’S GO !!
屋根を支えるための垂木の設置が完了したところ。
屋根材までの高さは土台のコンクリートブロックを合わせて2180mm(2m18cm)。
見上げる高さ、逆光が眩しい!
前側になる柱を斜めカットすることで勾配をつけています。垂木をビス留め。
とりあえず屋根をつける前まできました。もうひと踏ん張り!
屋根は長さ5尺(1520mm)幅655mmのポリカーボネート波板を使用。
今回は、薪棚の横幅が7200mmなので、波板を7枚購入。一枚を真ん中で切った長さ760mmを13枚使いました。
マジックペンで墨付けしてから切ります。波板には表裏があるので、この時、表側がわかりやすいように右上にRと書きました。
ポリカ波板を波板用ハサミでカットしていきます。こういう道具はあると便利。なくてもなんとかなるけど。
傘釘で屋根を垂木に留めていきます。今回は材料の余裕があったので波板同士の重なりを3山としました。
屋根の外側にあたる部分は風の影響を受けやすいので、留めるピッチを細かめに。
やっていて気がついた事。波板が透明だと下地が見えるので作業が楽です。
ガルバリウムや着色されたポリカ波板だと、釘の位置を墨付けしたりとひと手間あります。
庇の屋根の出は45mmにしました。 あまり長いと風や雪などの影響を受けるので注意です。
屋根の設置完了!上からのアングルをどうぞ。
薪をしっかりと乾かしたいので、屋根材は日光を透過する透明のポリカにしてみました。
余談ですが薪棚の設置場所をお家の西向きの外壁にしたのも理由があって、夏場の暑い西日を積まれた薪で防ぎ、室内の暑さを少しでも和らげたいと思ったから。
これからまた少しずつ薪を割ってどんどん収納して、早く薪棚を満杯にしたい。
カロトギフとなりの小屋の薪ストーブを設置してみて、かなり良かったので、行く末はカフェの店内にも設置をしたいなと考えています。
そうなったら薪の消費量も多くなるし、これくらい大きな薪棚があって良かったと思える気がします。
手作りはとても手間がかかるけど、じっくりと自分の思う通りに物を完成させて行く愉しみがあります。
失敗もたくさんするけど、やってみないとわからない事が沢山あって何事も経験する事が大事だといつも思います。
薪ストーブを設置した方、する予定のある方はぜひ薪棚も手作りして欲しいなと思います。
そうそう、うちの薪ストーブに入る薪の長さは25cmです。
薪棚のサイズも薪の長さや住宅事情によって自由に形を変えられるのも手作りならではの魅力ですね。
February 19, 2019
New 薪棚 前編
薪の収納スペースが足りなくなったので、駐車場に面した西向きの壁面に薪棚を製作しています。
これで、大量の薪を何年にも渡り乾燥させることが出来ます。
ほぼ自己流ですが、薪棚を作りたい方の参考になれば。
作り方 LET’S GO !!
まず、土台になるコンクリートブロックを半分に切ります。
グラインダーで切り込みを入れて、溝に合わせてタガネでコンコン。
コンクリートブロックが面白いように綺麗に割れます。
900mmのピッチでコンクリートブロックを置いていきます。
この時、コンクリートブロックがなるべく水平になるように水平器を使います。
地面は高いところがあったり低いところがあったりですが、とりあえず一つ一つのブロックの高さは揃えなくても大丈夫!
その訳は…
まず、4隅に支柱を立て、コンクリートブロックの上を糸が通るように、水糸を張ります。(全ての水糸が同じ高さになるように水平に張る。ここ大事!!)
それぞれのコンクリートブロックの天端から水糸までの距離を土台ごとにメモしていきます。
そして、柱となる材の長さをメモした距離によって変えて切断していきます。
地面を掘って全てのコンクリートブロックの高さを合わせるより、コンクリートブロックに立てる柱の長さを変えていく方が、確実に早いです。
丸ノコとノミを使って柱(45×45材)を15mm切り欠いて、横桟となる30×40材がぴったりはまるように加工します。
棚の段数によって柱に切り欠く箇所は変わりますが、今回は上段、中段、下段の3箇所とエアコンの室外機を逃げるところだけ棚を増やしています。
ここから、黙々と作業していたせいで写真を撮ることをすっかり忘れてしまい、肝心なパーツ組みの記録がない。。
今回は、柱と横桟で組み上げた日の字パーツを7組、目の字パーツを2組作りました。
パーツを土台に立てて、棚板となる30×40材を並べて(60mmの隙間を空ける)、ビス留めしていきます。
パーツを立てる時は、風に煽られたりしてぐらっと倒れたりするので、隣り合うパーツを紐などで結わえておくとやりやすいです。
夜になり、照明を点けながらの作業になりましたが、8時ごろには撤収完了。
翌朝の様子。
日の字パーツの段の数を1段増やし、目の字パーツにすることでエアコンの室外機をうまく逃げることに成功。
なかなかいい感じに出来ました。
雨が本降りになる前に、割り終えていた薪を収納してみました。
このままではせっかく乾燥させている薪が雨で濡れてしまうので、今後ポリカーボネートの波板で屋根を作る予定です。
後編につづく
February 18, 2019
手斧の柄を交換する
このところ、いいお天気が続いているので、朝と夕方と薪割りに精を出す。
玉切りした木を大きい薪割り斧で割ると、どうしてもあともう少し割りたい薪が出てくる。
そんな時は手斧を使ってさらに割って行くんだけど、最近、何年前かにホームセンターで買った手斧の柄が痩せてきて、割るたびに緩くなるので仕事にならない。
手斧が使えないと、ガクッと仕事の効率が落ちるので困ってしまう。
今使っている手斧より一回り大きな物があれば、なお良しだ!そうだ!関刃物センターへ行こう!ということで、この前、お世話になった関刃物センターへ足をのばす。
前回は、鉈(ナタ)を買いに行って、社長さんの言葉に心を動かされ、矢を買って帰ってきた。
さて、今回は無事に思い通りの買い物が出来るかな?!それとも。。と、ワクワクしながら店内へ。
念のため、僕が使っている手斧を社長さんに見せる為に持ち込こんだ。
「この手斧の柄が緩くなってしまったので、この際、もう一回り大きな手斧を買いたい」と伝えると、やはりこんな言葉が返って来た。
「日本の刃物は素晴らしく、古くなればなるほど切れるようになります。だからこの手斧を50年使いなさい。ほら、この交換用の柄を買えば1000円。こっちは(僕が買おうと思った手斧)7000円。ね、わかるでしょ。直して使ったらいいですよ。」
はい、今回も社長さんに完敗です。その、間違いなくて迷いのない、そして親身なアドバイスが聞きたくてここに来てると言っても過言ではない。
今回も僕はストンと納得して、交換用の柄を1000円で買って家に戻った。
交換用の柄を扱いやすいサイズにカット。斧に差し込むところの加工はノコギリとノミで。
おしまいに木の楔と鉄の楔で抜け防止。
よし!出来た!これで完璧!
な、はずが、、、
すぐに緩み出すMy手斧。。オーノー!
ダメだ、、うまく出来たと思ったのに、使い物にならない。
困った。
柄の交換を甘く見ていた。
こんな時は、頼りになる人がいる。
以前、母が骨董市で見つけてきた古い斧の柄(樫の木)を取り外し、手斧の頭と共に、いつもお世話になっている家具屋さん小林さんのところへ。
流石でした。
小林さんが見習いの頃は、毎日のように道具の手入れをしていたそうで、僕が携えてきた古い斧の柄を、手斧に取り付ける方法を丁寧に教えてくれた。
工房のベルトサンダーをお借りして、少しづつ柄を削り形を整えて、手斧の頭に柄を差し込んでは、当たるところをナイフで削りを繰り返していく。
後は家で出来そうな感じだったので、小林さんにお礼を言い、自宅に戻る。
薪ストーブの前に座り、じっくりと柄を削る。慎重に慎重に。
そして、遂に、My手斧は蘇った。
1000円で買った交換用の柄は、技術が未熟で駄目にしてしまったけど、二回目の挑戦は成功。
ガッチガッチにカチ込んだ柄は見事に手斧と一体化している。
出来ないことが出来るようになることの喜び。
そして力を貸してくれる人々の優しさに触れ、毎日一歩ずつ前に進んでいる。
物づくりの楽しさに心が踊る日々だ。
手斧の柄の交換に味を占め、仕事道具の金槌の柄も修理。
自分で直すと、道具への愛着が湧く!
February 13, 2019
calotte × TNF
今日は、いつもお世話になっている方が、お仕事の打ち合わせの為に大阪から来てくださった。
僕たちが京都に住んでいた時は、よくお仕事をご一緒させていただき、そのご縁でプライベートでもテント泊縦走を一緒にしたり、仲良くしてもらっている。
時が経つのはものすごく早くて、カロト家が岐阜に帰って来てからもうすぐ5年。
距離は以前より遠くなったけど、カロトギフを開店してからも、何かあればメッセージで近況報告したり、たびたび大阪から足を運んでくださって、有難いことに年に一度はお仕事をさせてもらっている。
今回も大阪でのお仕事が決まりました。6月になりますが、大阪 梅田で「calotte × THE NORTH FACE」の出張ワークショップを開催することになりそうです。
大阪出張、今からとても楽しみです。
イベント情報が整いましたら、またこちらでもお知らせさせていただきますので、みなさんもぜひ楽しみにしていてください。
February 12, 2019
餅投げ
我が町にも古くから残る伝統行事的なものがありまして、、
例えば正月明けにあった左義長とかもそうですね。
僕が子供の頃は、菓子まきとか山の子(山の講)とか、ものすごく楽しみにしてた覚えがあります。
でも時代の流れも手伝って、子供が少なくなったり過疎化などでいつしか絶たれてしまったり。
伝統行事が続くことは、よい風習だと思うけど、それを引き継いでいく後継者がいないとなかなか難しい。
そんな昨今、我が町で先日、餅投げがありました。
というか、僕が餅を投げました。というのは、数えで42、わたくし今年は厄年ですので、厄払いで餅を投げました。
初老 加藤俊輔
初老ってなんか笑える。でも、もうそんな歳なんですよね。人生の半分、折り返し地点です。
厄払いといっても、長生きしたってことで、一応お祝いなんだそうです。
子供の頃は、我が集落ととなりの集落と時間差開催が当たり前で、こっちで餅を拾い、終わったらあっちでも餅を拾い。
子供にとってはお餅もいいんですが、実はおひねりが目当てだったり。
紅白の半紙に包まれたお金を確認するときは、ワクワクしました。
当日は、お天気にも恵まれ、両親が用意してくれた餅を100個投げ、来てくださった皆さんに拾ってもらえました。
初老の名に恥じないように、健康に気をつけて、穏やかに日々を過ごして行きたいと思います。
娘が動画を撮ってくれていたので、良ければご覧ください。
途中から、なぜかカメラは面白いお爺ちゃんにロックオンしています。お爺ちゃん、頑張れー!
February 11, 2019
スキーに行ってきた!
ちゃんとスキーをしたのは、高校以来。
だから25年程スキーから遠ざかっていた。
岐阜に帰ってきてから、ずっとスキーしたいなと思っていた。
今回、運良くトコトワの小林さんがリフト一日券を当てた?らしく、スキーのお誘いがあり、ゲレンデへ向かうことになった。
スキー場手前のスキー用品のレンタル店で板とブーツとストックを借り、念願のゲレンデへ。
滑り出しは順調で、一本滑るたびに昔の感覚が思い出されてくる。
スピードに乗った時の滑走感やターンのフィーリング、板を通して伝わってくる雪の感触、頰に当たる風の冷たさや雪の痛さ、どれもこれもが懐かしくて嬉しい。
固いアイスバーンにバランスを崩し、転倒することも二度程あったが、意外にも滑走技術を身体が覚えていて、これは僕が3歳の時から毎年のようにスキー場に連れてきてくれた両親に感謝だなと。
それで、本当は今度は僕が家族を連れてスキーに行く番なはずだけど、思春期の娘とアウトドアよりもお家が大好きな妻との実現は、もうなかなか難しいかもしれない。
ウィングヒルズ白鳥リゾート
高校受験を控える娘へ。
今日は父ちゃんが代わりに滑りまくってきたから、きっと受験は大丈夫!!
最近、愛車が軽トラになった小林さん。
今日は小林さんの車でスキー場に行ったんだけど、スキーレンタル店のおじさまと偶然一緒の軽トラで親近感を持たれてました。
小林さんと僕は、スキーのレベルも同じくらいで、滑ったり転んだりめちゃめちゃ楽しい一日になりました。
どうもありがとうございました。
追記 小林さんが撮ってくれた動画(ハプニングあり笑)
February 07, 2019
チェーンソーと僕
ひと仕事を終えた後、丸ヤスリでチェーンソーの刃を研ぐ。
チュルルルーチュルルルー
言葉ではなんとも表現しにくい音色を奏でながら。
薪ストーブ生活にもだいぶ慣れてきた。
それはものすごくシンプルな構造ゆえに、いろんな環境というか要素によって扱い方が変わる。知れば知るほど奥が深い。
先日見つけた、ある年配のおじさまが何年も前に書いていた「間違いだらけの薪ストーブライフ」と言うブログ、読んでいたら目から鱗だった。
実際に薪を製造しているプロフェッショナルな目線から感じた薪ストーブや薪への想いがぎっしりと詰まった素敵な文章でした。
カロト家のお隣さん「トシさん家」の裏山のヒノキを切り出して運ぶ。
急な斜面の下は、トシさん家。
実は、うっかり丸太を転がしてしまい、お母さんが大切に育てていた鉢植えを割ってしまうハプニングが。
すぐにトシさんに謝りに行ったんだけど、そしたらトシさん「おっかぁには俺がやったって言っとくから〜!」だって!
もちろん後日、お母さんにも直接謝ったんだけど、そのトシさんの人柄にジーンときた。
レスキューなどで使われるロープワークの技術、倍力システムで丸太を引っ張り出しているところ。
普通に引っ張るより、1/3の力で引っ張れる(実際は地面との抵抗やロープやカラビナとの摩擦があるのでその通りではない)
それでも重い重い。何をやるにも疲れる仕事の連続だ。
チェーンソーの刃を研いでも研いでもすぐに切れ味が悪くなる。何かがおかしい。
チェーンの緩みも気になるしなんだか不安だったので、思い切ってソーチェーンを交換することにした。
ボディ内部には木の粉がぎっしり。チェーン交換をすることでメンテナンスもすることになり、結果オーライ!
チェーンソー内部を歯ブラシや爪楊枝で掃除する。
オイルで固まった木の粉を取り除き、かなり綺麗になった。
ソーチェーンの交換終了!切れ味もしっかり戻って、交換して本当に良かった!
薪ストーブがいよいよ使えることになって、以前は知らなかったことを色々と知ることになったこの数ヶ月。
幼馴染のお父さんのご好意で貸してもらっているこのチェーンソー。
最初はおっかなびっくり使っていたチェーンソーの扱いに、最近は慣れてきた。
とても便利な機械だけど、反面、やはり危険はつきまとう。明日からも安全第一でがんばろう。