カロト家の日記
April 25, 2019
野草オオバコを食す。と、薪ストーブPIZZA
山菜の事をもっと深く詳しくなりたい。
そこで本屋さんに行くとなかなか面白そうな本を見つけた。
うまい雑草、ヤバイ野草
と、
山菜ガイド
どちらの本も、僕が知りたいこと、知らなかったこと、ページをめくるたびに発見の連続でなかなかいい本を見つけた。
そして、カロト家の敷地内に自生している身近な野草を食してみようと雨上がりのアウトドアへ。
オオバコ
子供の頃、誰もがこれで相撲をとったんじゃないだろうか。学校の校庭で、時間つぶしによくやったよね。
とても馴染みのある、メジャーな野草。というか、THE雑草。
普段は、何度草刈りをしても生えてくる、なかなか手強い雑草のイメージしかないが、
「食す目線」で腰を下ろしてじっくりと見てみると、オオバコの株の内側に行くほど新鮮な若葉が生えていることに気づく。
生のまま若葉を一枚食べてみる。
ん!これは意外にイケるかも。
株元からナイフで切り取り、周りの古い葉を落として土を取り除き、水で洗ってみる。
綺麗に洗ったオオバコは、あらあらルッコラのようでほうれん草のような。
柔らかい若葉は細かい毛がふさふさ生えていて、手触りもGOOD!!
なんか美味しそうにみえてくるマジック!
お湯を沸かして、塩をひとつまみ入れ、茹でてみる。
しっかり茹でた後、少しアクがあるので、水にさらす。
子供の頃、よく相撲を取ったあの硬い茎、特に根元に近い部分は茹でてみてもやっぱり強靭。
なので、茎は下部の硬い部分は取り除き、若葉とともにお浸しにしてみた。
オオバコのお浸し
お味は、鰹節と醤油とゴマを和えた草w。
かと思いきや、これかなりイケます!
若干の苦味を感じられて歯ごたえもあり、ほうれん草のような濃厚で野性味あるお味で、とても美味しいです。
オオバコはれっきとした山菜なので、もちろん食べられるんだけど。
身近過ぎて食べてみたことがある人は少ないのでは。
たまたまお店に来てくれてた料理人の知り合いに味見してもらったんだけど、これはうまい!と絶賛していました。
いかがでしょう。食べてみたくなりました?
最近では健康食として、オオバコが見直されているらしい。
野草の世界、なかなか面白いじゃないか!!
薪ストーブのシーズンは、ほぼ終了。
でも事実上の終了宣言「煙突掃除」をするのはまだ名残惜しくて、今だにちょっと肌寒い時があるとちまちま焚いている。
そして夜は、薪ストーブの前で寝袋にくるまって寝ている。
最後に薪ストーブ料理を作りたい、と言う事で、営業終了後、みんなでPIZZAを作ることに。
薪ストーブ内の温度を200℃まで上げ、火持ちの良い広葉樹を細く割ったものを追加して、少し炎が起きるように。
こうすることで、炉内のピザが炎に照らされて、焼けている様子をしっかり見ることが出来る。
これで薪ストーブでPIZZAを焼くのは3回目。
焼き加減もある程度思い通りに出来るように成ったし、薪ストーブで香ばしく焼けたピザはお味も◎
みんなで思う存分ピザを食べ、これでようやく終了宣言する気になった。
さぁ!煙突掃除、いつやろうかな。。
April 23, 2019
小枝的薪割りのススメ
カロトギフの駐車場に面した大きな薪棚がもうすぐ満タンになります。
伐って割って、時間を見つけてはこつこつと薪割りを続けてきました。
薪割りに関して、チェーンソーや斧の扱いやそれぞれの道具の特徴も掴んだので、以前に比べてすっかりと慣れたものです。
これまで、太くて大きな薪をいかに集めるか。よくそんな事を考えていましたが、
立派な原木を手に入れるのってタイミングや縁もあるし、薪を集めるのって意外に(予想していた以上に)大変。
原木を手に入れたとしても、そこから、太い原木をチェーンソーで玉切りにして、何回も何回も斧で割ってようやく薪棚に積むことが出来る。
よく考えて見たら、裏山には薪にちょうど良さそうな枝がたくさん山積みになっている。
これなら騒音になりそうで使える時間帯の限られているチェーンソーの出番はなく、手鋸でも十分切断できるし、朝一から作業が出来る。
山積みになった枝の山からとりあえず太めなものを引っ張り出して、手鋸で長さを揃えて伐り、手斧で一回か二回割ったらもう立派な薪の完成です。
そうか、灯台下暗し、身近にもまだまだ活用できる資源はあるんだな。
今朝の薪棚。あと一歩で満タン。野菜の収穫コンテナ二杯分の薪を割れば、とりあえず目標にしていた薪作りはフィナーレを迎える。
嬉しいような寂しいような。そんな春です。
April 22, 2019
山菜採りな休日
新緑の季節。ウグイスのさえずりが心地良い休日の朝です。
先週に引き続き、カロトスタッフの酒ちゃんを連れて山菜採りに行きました。
前回は少しタイミングが早かったようで、収穫が少なかったので、同じ山を再訪問。
コシアブラ。いい感じに芽が伸びていた。ベストなタイミング!
少し山に入っただけで、籠がいっぱいになるくらいの量が採れた。
ついでに籠用の蔓の採集も。
前回、少しだけ入った未知のエリアを再探索。
この周辺は何度も来ていたのに、地形図を見ながら足を踏み込んでみると、全く知らなかった桃源郷のような風景が広がっていた。
もう咲きそうな藤の花。山菜として藤の花も食べられるらしいから今度チャレンジしてみよう。
山葡萄を発見。ここもまた今後の成長を楽しみに見守りたい。
天気が良くて本当に気持ちがいい。
沢山歩いた結果、コシアブラとワラビが沢山採れたので、午後からは場所を移す。
車で約一時間。山奥へと通じる林道を走っていると、道端で何かを取っているおじさまに会う。
フキの葉だった。茹でてから水に晒し、アク抜きをして料理すると美味しい食材に。
おじさまは「こんだけ採れたら十分や〜」って笑顔で去って行った。
よく見てみると、フキの葉と共にクレソンも。ここは冷た〜い湧き水の出ている場所で、絶対美味しいやつ!
くねくねした峠道を走り、眺望のある場所を見つけたので、お昼ご飯にしよう。
お湯を沸かしてパスタを茹でて、採りたてのコシアブラと自宅を出発する際に採っておいたノビルを使って、
コシアブラとノビルとベーコンのオイルパスタ!間違いない美味しさ!
景色の良い場所でゆっくりして、その後、板取の温泉へ日帰り入浴へ。
板取は標高が500mくらい、まだ桜が満開で綺麗だった。
お風呂から出て、採った山菜を仕分けしていたら、サワガニの赤ちゃんが出てきた。
フキの葉とクレソンを採った、あの湧き水の出てたところから連れてきちゃったみたい。
夜に友人と約束があったので、朝からちょっと駆け足で、なかなかタイトなスケジュールだったけど、よく体を動かした充実した休日だった。
この前作ったばかりの山菜籠も大活躍したし、もう一つ軽めのも作ろうかな!
そして植物や樹木、山菜についても、もっと勉強したくなった。
April 21, 2019
続 りんご箱deキエーロ
2月に設置したカロト家のりんご箱deキエーロ。
春になり、気温が高くなり、キエーロの中の微生物の働きが活発で、生ゴミの分解スピードが速くなりました。
残飯などの生ゴミはもちろん、天ぷらの廃油やカレーなどの液体も、全く問題なく分解してくれます。
キエーロ係のみささんは「私、キエーロ好っきゃねん」と毎日キエーロのお世話をしています。
ただいま、生ゴミ分解中!白い菌糸のようなものが微生物の働きを、目に見える形で示してくれます。
玉ねぎの皮が見えますね。玉ねぎの皮は、抗菌作用があるそうで、分解するのに時間がかかります。
どっしりと水分を含んでいた生ゴミをキエーロに投入して何日かで、固体は分解され、次第にさらさらの土に還っていきます。
キエーロって面白いなあ!
そうそう、先日、青森県のとある市役所の職員さんからお電話をもらいました。
青森ではりんごの木箱が大量に余っているようで、その活用方法を色々と考えているそう。
ネットでりんご箱を検索しているうちに、僕が作った「りんご箱 de キエーロ」を知り、
僕がこのブログでりんご箱を使ったキエーロの製作方法のメモを書いていたのも参考になったそうで、
市役所でもりんご箱を積極的に活用した「りんご箱 de キエーロ」を作ったりワークショップなどを考えて行くそうです。
職員さんとのお電話で遠方の方とキエーロがきっかけでお話する機会が生まれ、なんとも嬉しいお知らせでした。
青森の市役所職員さん、お電話ありがとうございました。
そんなこんなで、再度キエーロの事を調べたところ、神奈川県の葉山にキエーロの生みの親のご夫婦がいらっしゃるそう。
いつかその方たちにもお会いしてお話してみたいものです。
April 19, 2019
蔓で籠を編む
蔓で籠を編む。
一見何のこっちゃですが、もう一度。つるでかごをあむ。
先月の長野旅行の際、安曇野の松川村という場所を訪れたんですね。
その際、渓流沿いの林道を散策していた時に蔓を見つけたので、いくつか採取し持ち帰ってきました。
今回はその蔓を使って籠を編んでみました!のお話です。
余談ですが、最近、うちのみささんは、縁あって、籐(とう)の籠を編む教室に通っているんですね。
毎回、教室で作った籠を見せてもらうたびに、僕も作ってみたい!と、モノ作り大好き人間の血が騒ぐんです。
僕が作ろうとしたのは、山菜採りやキノコ採りに使えそうな腰籠。
事前に少し作り方を調べてみて、なんか出来そうな気がしたので、とりあえず我流でやってみることにしました。
素材は、天然の蔓。約一ヶ月乾かして、それから二日間水に浸けたもの。ぐねぐねと捻れてたり、太さも固さもバラバラ。
長いままだと仕事がしにくいので、絡まった蔓を解きながら1mほどの長さに切って、だいだい同じ太さのものに分けていきます。
準備完了。籠の底となる部分からこんな感じで編み始めていきます。
少し細めの蔓の支柱に対して交互に編み込んでいきます。
底が好みの大きさになったら支柱となる蔓を立ち上げて側面を作っていきます。
大自然で自由に育ってきた素材なので、とても腰がありバビョーンとしていて、ぐねぐねしていて、とても編みにくいです。
本当は綺麗な筒状にするつもりが、思いがけない形になってしまいました。
でも、ちょっとずつ軌道修正しながら、高さを出していきます。
編み始めてから三時間。なんとか完成!?
横から見た感じ。腰にあたる部分は(左側)フィット感を考えて平らになるようにしました。
上から見た感じ。最後は太い蔓で編み込みましたが、めちゃめちゃ固くて苦労しました。あぁ、指が痛い。。
翌朝。腰に結ぶための縄を付けました。一気に道具感が出て、一層、可愛気があります。
とりあえず腰に付けて歩き回ってみます。(完全に変なおじさん)
みささんが中に花瓶を入れて庭のお花を生けてくれました。なんだかワイルド〜
初めて作った蔓の腰籠。
苦労して出来上がった作品は、それはそれは愛着があり、実際にフィールドで使うのがものすごく楽しみです。
実際に自分で採取した蔓で、籠を編んでみて、気づいたことは沢山あります。
普段の生活の中の些細な楽しみになる「習い事」に行くのもいいと思います。
でも 完璧なものを求めない限り、誰かに教わらないと出来ないということはないと思います。
まずはやってみる。すべてはそこから始まるような気がします。
蔓で籠を編むこと。僕の趣味の一つになりました。
みなさんもぜひ始めてみては。
April 16, 2019
溶接DIYでアイアンの薪ラックを作る!
calotteの工房にある薪ストーブ。
その横に、薪のストックやダッチオーブンやスキレットなどの鉄鍋類、斧やナイフなどの薪割用具などを収納する為の棚が欲しいなぁと以前より考えていて。
薪ストーブ料理に使った熱々チンチンになったダッチオーブンを置く為に、木ではなく、熱に強い鉄で作りたいなと思っていました。
そこで、溶接などの手仕事を生かし、最近独立して「ユキヒト工務店」を立ち上げた友達、ゆっくんの協力を得て、溶接を用いたアイアンラックを作って来ました。
念願の溶接DIY!!
予想通り、危険でエキサイティングな作業の連続。
さぁ、果たしてうまく完成することが出来るのか!?
一日目。今日はゆっくんの工場にお邪魔しています。
溶接とはどんなものか、僕は全く無知なので、ゆっくんに色々と手ほどきを受けながら、実際に溶接の練習。
半自動溶接機。
溶接機の先から繰り出されるワイヤーが高圧電流によって溶けて、鉄と鉄がくっついていきます。
バチバチバチ!!!
デ、デンジャラス!!
鉄でラックを作ることはもちろん初めて。
木とは全く作り方が変わるところも鉄の良さで面白さ。
作りたい物のイメージもまだあやふやだけど、とりあえず、全体のサイズを決めて、材料の準備から始めます。
材料は、工場にある端材を利用させてもらうことにしたので、長さが足りてない鉄の棒を溶接で繋いで、必要な長さにしていく。
最初は、降り注ぐ火花や眩しい閃光に怖さを感じ、なかなか上手く出来ない。。
けど、溶接機と仲良くなることで、次第にコツを掴んでいった。
初溶接!で棒と棒が繋がった。
その後、溶接跡や錆びている箇所をグラインダーで磨いてピカピカにしていく。
初日は午後からの数時間の約束だったので、ここでタイムアップ。
日を改めて二日目。
今日は朝から夕方までの時間を頂戴して、完成を目指します!
前回の続き、棚にあたる部分を作って組み上げていきます。
ちょうど二週間経ち、少し感も鈍っている気がしたが、意外に体が覚えていた。なんだか嬉しい。
棚にあたる部分が完成。
ゆっくんが治具を作ってくれたので、綺麗に作ることが出来ました。
難しいところは先生のサポートを受けて。
支柱に棚のパーツを仮溶接。職人技を魅せてくれるゆっくん。
工場とつなぎと私〜
あとは先生に見守られながら黙々と(鼻歌まじりで)、溶接をしまくります。
飛んで来た火花はやっぱり熱くて、頭の上から降り注ぐ火花で、たまに頭皮があちっ!!ってなったりします。
でも、その熱さにも慣れてくることで、溶接への恐怖心はだんだんと無くなって、溶接スピードも上がっていきました。
じゃじゃーん!初の溶接DIYで作ったアイアンの薪ラックがなんとか完成!!
脚となる支柱の足元は、棒のままだと結構な重さが床に点でかかる事が予想されるので、ワッシャーを利用した足を溶接で付けた。
今後、使いながら改良を加えることもあるかもわからないし、とりあえず今回は無塗装でフィニッュ!!
準備から作業中のサポートや片付け、休憩時間の美味しいコーヒーまで、本当にゆっくんに助けられ、何から何までお世話になり、ど素人の僕でも無事に仕上げる事が出来ました。
ありがとう!!ゆっくん!
手作り感満載の溶接跡。
プロの仕事とは程遠い仕上がり(当たり前やけど)かも知れないけど、私は大いに満足している。
だって、自分の手で念願のアイアンラックを作ったのだから。
なんて、ゆっくんが居なければこんな体験はまず、出来なかっただろう。ありがたや〜
今回の溶接DIYは、とても貴重な経験となった。
今後、自分の職業としている革製品の製作にも何かしらの形で、影響を与えるんじゃないかと思う。
calotteの工房の奥、薪ストーブの横に設置したアイアンの薪ラック。
入れたり出したり、引っ張り出してはまたしまったり。このラックを使いながら、使い勝手を色々試している。
重量にもバッチリ耐えてくれそうで、本当にいいものが出来た!!
人の助けになることは仕事になる。
ユキヒト工務店は僕にそんな気持ちを再確認させてくれるような、いい仕事をしている。
沢山の人の喜ぶ顔をとても大切にしているゆっくん。
これからもいい仕事を続けて行ってください!
April 15, 2019
山菜シーズンは春の愉しみ
休日、前から山菜採りに行きたい!と言っていた友人を誘って、山菜採りに行ってきた。
どこを走っていても桜が綺麗。ピンクに染まる街をゆっくりと抜けて、山に向かう。
(昨年の今頃は、工房の改装工事の真っ只中だったので、登山や山菜採りは封印して黙々と作業に没頭していたなぁ。)
1週間前に下見した時、つぼみだったコシアブラは、きっとちょうど良い感じに成長していると予想してこの日を楽しみにしていたんだけど、
寒い日や雨の日があった為に、現地で確認してみるとまだ少し小さかった。
それでも採り頃のものがそこそこあったので、皆でわいわい収穫開始。
コシアブラ 香りが高く、山菜の女王というネーミングがぴったり
イタドリ 今回、初収穫。生でかじってみたけど、すっぱさとジューシーな感じが意外と◎
採り頃のコシアブラを見つけて嬉しそうな友人!
急な斜面をロープを使って下ります。カロトスタッフの酒ちゃんはワラビ採りが特に楽しかったそう。
ピークの大岩に登って撮影する友人。岩が似合うワイルドおじさん。
ヤマツツジ あちこちで可憐な花を咲かせていた。
2時間ちょっとで見つけた山菜たち。左から、ワラビ、イタドリ、コシアブラ、タカノツメ
朝早起きして、清々しい山の空気を吸って、天気にも恵まれ、山菜も採れた。
まだ可愛い(小さい)ものは、次回のお楽しみに取っておいたから、みんなで山分けしたら、少しづつになったけど、間違いなく晩飯の美味しい一品になるでしょう。
山菜採りは、来年も再来年も山菜採りが楽しめるように、ちゃんと木の成長の事を考えた採り方やマナーがある。
自然の恵みを絶やさないように。
そして、危険な毒草もたくさんあるので、それらを間違って採って食べないように、初心者は必ず山菜採りに詳しい年長者に教わったりしましょう。
昼前からの仕事に戻る友人を送り、午後からは渓流へ。
途中、立ち寄った友人オススメの川遊びスポット。水がすごく綺麗で、今すぐ飛びこみたくなった。
渓流に到着。かまどを作り、薪を集めて、火を起こし、湯を沸かす。
お湯が沸いたら、採りたての山菜を茹でて、お醤油と鰹節を和えて、お肉が焼けるまで、冷たい川の水で冷やしたら「コシアブラとタカノツメとイタドリのお浸し」の完成。
タラの芽とコシアブラのアヒージョ!山の幸と海の幸のコラボレーション。
最後は、山菜のペペロンチーノ!ヤバウマ!
豪華な昼食。自然に感謝。
ゆっくりと食事を楽しみ、コーヒーを淹れて、サイコーな時間を過ごす。
片付け開始。来た時よりも美しく。僕たちは渓流キャンプのこと清掃作業と呼んでいる。
あたりが暗くなる頃まで、新緑の渓流の景色を楽しんだ。
家に帰って、薪ストーブで出た灰でアク抜きしたワラビで醤油づけを作った。
天然ものの美味しさは、市販のワラビでは味わえない、ジャキジャキとした歯ざわりと、モチモチとした粘りやヌメリ。
どれを食べても美味しいなあ!
山菜シーズンは春の愉しみ。待ち焦がれていたこの季節をじっくりと味わいたい。
April 10, 2019
渓流キャンプと山菜シーズン到来の話
岐阜といえば豊かな自然と美しい渓流。
季節は春!
と言うことで、この前の週末、友達と一泊二日の渓流キャンプに行って来ました。
ここは岐阜の山奥のとある渓流。水がすごく綺麗です。
今夜の宿泊地はまだ決まっていない。
渓流沿いをテント泊適地を探しながら歩く。
なんとかテントを張れそうな平らな場所を見つけ、テントを張り、薪集め&火起こし。
焚火に必要な薪は現地調達。
上流から流れて来た流木や枯れ枝がたくさん落ちているので、キャンプに必要な薪は充分に集めることが出来た。
お次は飲料水の確保。
透明感のある渓流の水は、一見美味しそうだけど、生の川の水は細菌やバクテリアが居て危険。
持って行った携帯用浄水器で浄水し、ゴクリと飲んでみます。冷たくて美味い!!
流木で作った自在鉤。
鍋の高さを変えて、火加減を調節できます。
今回は、自然のものをつかってキャンプをするスタイル、ブッシュクラフトに挑戦。
焚き火で油を熱し、採りたての山菜を天ぷらにして頂く。
渓流で天ぷら、やってみたかったことが遂に叶った!
買って来た肉をフライパンで焼く!やっぱりこれも最高!
辺りが暗くなると、一気に漆黒の闇に覆われていく。
山の中に響く渓流の音、そして薪の燃える音。
世界は焚き火を囲む僕たち二人だけになったかのよう。
自分たちで頑張って作った料理はとにかく美味いし、お酒も美味いし、話は尽きない。
暗闇の怖さも忘れるような、そんな楽しい夜だった。
夜10時頃、疲れた体に眠気が満ちてくる。
今日はたくさん体を動かしたし、お腹もいっぱい。
それぞれのテントに入り、すぐに眠りについた。
翌朝6時。今日も快晴!
焚火は消えていたが、灰の中から熾火を掘り出し、再び火を起こす。
沸かしたお湯でコーヒーを淹れてくれる優しい友達。
朝ごはんは焚火で米を炊く。美味しい水で炊くんだから間違いない美味しさ。お味噌汁持ってくれば、、と悔やむ。
笹で作った串に刺して、炭火でじっくり焼いたソーセージも格別に美味しかった。
ハンモックに揺られ、渓流で過ごす朝。いいね!
斧と鋸と鉈、そしてナイフを駆使して二人で協力して作った丸太のベンチや作業台、自在鉤やランタンをぶら下げる三脚や薪ラックなど、
手作りで必要なものを作ることに目覚めた面白くて楽しいキャンプだった。
最後はキャンプした痕跡や焚火の跡を残さないように、片付けも入念に。
この渓流は、来た時よりも少し美しくなった。
新しいチャレンジが出来たのも友達のお陰。本当にありがたい。
また、ここでキャンプしよう!と約束を交わした。
タラの芽を見つけた。
秋の深まりと共に葉を落としたタラの木は、寒い冬を乗り越えた。青い若葉を伸ばすのももうじき。
コシアブラの芽は綺麗な緑色を膨らませている。
僕がずっと楽しみにしてきた山菜シーズンは確実に到来している。
April 09, 2019
安曇野にて
先日、久しぶりの家族でのドライブ旅行に行って来た。
今回は長野県安曇野でお蕎麦を食べることを目的として、金曜日の夜に出発。
深夜、安曇野の道の駅に到着後、車中泊。
NBoxでの車中泊も家族三人と犬一匹じゃあ流石にギュウギュウ。
でも、なんとか寝れて朝を迎えました。
ガスで霞んでいるけど、奥に見える白い雪山は北アルプス。
晴れてる時はすごい景色なんだけどな。
今回は稲も一緒です。
お蕎麦屋さんが開くまで安曇野を散策。
松川村の渓流。山菜シーズンには少し早い。
有名な安曇野ちひろ美術館にて。
今まで知らなかったちひろさんの生涯にジーン。すごく良かった。
お蕎麦屋さんの開店時間が来たので、後ろ髪を引かれながら、ちひろ美術館を後にする。
大好きな蕎麦屋くるまやで気狂いざるを注文。
3人で見事完食!!!美味しかった!!!
昼食後、ちひろ美術館に妻と娘は再入館。
二人を待つ間、僕は稲と広い敷地の中を散歩。
久しぶりに稲と一緒にゆっくりと過ごす。
ちひろ美術館を堪能した後は、安曇野から富山へ抜ける。
糸魚川でヒスイ探しをする予定は、雨が降って来たので中止となったが、富山市内の美味しい回転寿司を愉しみ、岐阜の我が家へと戻った。
長野も富山も美味しいものがたくさんある。
また、ぜひ晴れた日を狙って再訪したい。