カロト家の日記
February 04, 2019
りんご箱deキエーロ 製作編
キエーロという言葉を聞いたことがありますか?
えっと、、、フィンランドのなんかあれちゃう??っていう人も、
意外に知ってる!っていう人もいるかもしれません。
キエーロ=生ゴミ処理機=コンポスト です。
先日、町内のゴミ捨て場へゴミ捨てに行ったんですね。
その際、ゴミ袋が収集箱から溢れていたので、はみ出したゴミ袋を移動してカロト家のゴミ袋と一緒にカラス除けのネットをかぶせました。
その日、その後ゴミ捨てに行った母から聞いた話が、うちが出したゴミがネットから引っ張り出されてカラスの餌食になっていたと。
カラスってものすごく頭がいいから、あり得る話だけど、ネットはしっかりかぶせたし、僕はなんか腑に落ちなくて。悶々。
家庭から出るゴミの量を減らすことが出来たら、ゴミ捨て場の混雑も少しは解消するかもしれないなと思い調べてみました。
そこで上述のキエーロというものを使っている人の信じられない体験談を知り、自分も作ってみる事に。
出来ました!『りんご箱deキエーロ』
カロト家で余っていたりんご箱を使って、ポリカーボネートの波板で屋根を付けて、中に黒土を入れただけ。
よくある、樹脂製の目立つコンポストよりも、全然見た目はコンポストっぽくないでしょ。
でも、コンポスト効果はすごいらしい!くて、(実際、使い始めてばかりのなのでまだ効果はわかりません。)
ホームセンターで買ってきたポリカーボネートの波板から3台分作れるので、今回は3台で様子を見ることに。
りんご箱の背面に背板をビス留め。風が通るように屋根と箱の間に空間が出来るように。
掛け金を取り付けて、屋根が風に煽られたり、猫などの動物の侵入を防ぎます。
製作メモも公開しますね。中に入れる黒土の量は、りんご箱3つで黒土(14L)×10袋 でした。
キエーロの場所を変える可能性もある為、今回は自立式に。土台にコンクリートブロックを利用しています。(土が乾いている状態が望ましいので)
移動する予定がなければ、木箱の底板は無くして地面にベタ置きで黒土を木箱の八分目まで入れたらいいらしいです。
さてはて、生ゴミの処理能力はいかほどか!?
何日か後、うまくいっていたら新たに何台か増設する予定。
また報告しますね!
February 03, 2019
関の刃物 矢を手に入れた
各務原の隣町、関市の刃物センターに出かけた。
斧ではどうしても割れないユーカリの木をなんとか割りたくて、両刃の鉈(ナタ)なら割れるんじゃないかと淡い期待を寄せて。
初めて踏み込む関刃物センターは整然と品物が並んでいるんだけど、名匠の作品もショーケースに収められていて、なかなか緊張感のある空間でした。
さて、僕の目的は、気に入った両刃の鉈を見つけること。
何本か両刃の鉈を見つけるが、まあまあの値段。
うーむ、欲しいところだけど、本当に買って帰ってもユーカリは割れないかもしれない。
そしていつもの如く店員さんに聞いてみよう!と店頭に立っているお母さんに声をかける。
「すみません、両刃の鉈についてお聞きしたいんですけど。」
お母さんは、質問内容をあらかた聞くと、奥に向かって
「社長!鉈のこと聞きたいみたいですけどー!」
御歳八十くらいだろうか、いかにも知識のありそうな貫禄のあるお父さんが出てきてくれた。
「すみません、斧でもどうしても割れない硬い木を割りたいんですけど、両刃の鉈で割れますか?」
「うんうん、斧でも割れないものを割るならね、矢を使いなさい。」
「矢ですか?あぁ!矢ってクサビのことですか。」
「こっちにあるから、ついてきなさい。」
僕の要望をすぐに理解して機転を効かせた判断力〜!
「これを使えば割れるから。それと、こんなものはどこにも売ってないからね。」
「これですか!木が締まってたり、節とかもあってどうしても割れなくて。チェーンソーで縦切りしたりもしたんですが、手間もかかるしなんとかしたくて。」
「わかる!わかるよー!!」
社長さん!気持ちわかってくれてる〜!!
「ごめんなさいね。思ったものじゃなくて、安い買い物させて。ごめんなさいね!」
確かに矢は鉈の半額以下。しかも、両刃の鉈を買いにきたお客さんに全く違う商品を提案してしまう経験からくる揺るぎない自信!
「いえいえ、これなら割れる気がします!やってみます!」
「うんうん、これだったら間違いないから!」
それにしても素晴らしい人柄。いえいえ、こちらこそごめんなさい。きっと両刃の鉈を買って帰っても、埒が開かなかっただろう。
こうして、僕は見事な矢を手に入れたのだった。
帰宅後、早速、矢を試してみた。
カーンカーンカーンカーーン、、メシメシ、、パキ、パッカーーン
昔から使われてきたとてもシンプルな道具って素晴らしすぎる!
また、近々刃物センターに行って、社長さんに報告するのが楽しみだ。社長さん!ありがとう!!
February 02, 2019
薪ストーブLIFE 燻製編
ゆらめく炎を眺めているだけでも時間を忘れるほど。
近頃は朝から晩まで薪ストーブLIFEを愉しんでいる。
それにしても薪ストーブってものすごくあったかい、ていうか暑い。
予想通り、一番ちいさいストーブにしといて良かった。
これ以上、大きなタイプだと10畳ほどの工房では暑すぎて火を入れれなかったかも。
昼間は、窓を開けて室温を調整してます。
薪ストーブで作る料理も少しづつ挑戦していて、宣言通り牛すじカレーも作った。美味しかった。
そして最近のブームは、スキレットで作る燻製。
スキレットとは、鉄で出来たフライパンのこと。
桜材のスモークチップをアルミ箔を敷いたスキレットに入れて煙を出し、食材を網の上に置いてスモーク開始。
最初のうちは火加減や燻製をする時間に悪戦苦闘して何回か失敗を繰り返しながら、ようやくコツをつかんできた。
これはおなじみ6Pチーズで作ったスモークチーズ。
美味しかったけど、ちょっと火が入りすぎたかな?!
その他は、ベーコン、ゆで卵、アーモンド、砂肝でも挑戦してみた。
燻製を手軽に楽しむにはスキレットはちょうどいいかもしれません。