カロト家の日記
July 30, 2019
北八ヶ岳の森と双子池
7月20-21日
梅雨も終盤の週末。
前からテント泊登山がしたいと言っていたコバさんと北八ヶ岳へ。
しとしとと、降ったり止んだりの空模様のなか、大河原峠に車を置いて今日の目的地 双子池を目指す。
雨に濡れた北八ヶ岳の原生林の森は、特に苔が美しい。
きのこ達もあちこちに姿を現していて目を惹く。
登山口から約一時間ほど歩き、シラビソの森を抜けると、双子池に到着。
双子池は雄池と雌池を合わせた呼称で、雌池のほとりはキャンプ場となっている。
双子池ヒュッテでテント泊の受付を済ませ、雌池のほとりでテントを張る。最高なロケーション!
テントを張り終えた僕らは散策モード。森には沢山の野鳥がいてさえずりが心地よい。雄池まで歩いて行ってみる。
澄んだ雄池の水は、そのまま飲むことが可能!!柔らかくてとっても美味しいお水でした。
衛生的に不安な方は、煮沸するか浄水器を使うといいと思います。
テントに戻って明るいうちに早めの晩御飯を作る。
キャンパーのコバさんは料理上手!!鶏モモ肉のハーブソルト焼き。
ブロッコリーやベーコン、きのこなどを入れたアヒージョ風ソテーも美味しかった。
日が落ちてあたりはだいぶん暗くなった。雨はあいかわず降ったりやんだり。
明日は晴れるだろうか。。
翌朝4時起床。賑やかな鳥のさえずりで目を覚ます。
まだ雲はあるけど、今日は天気が良くなりそう!
まずは朝ご飯!!朝食はパンとソーセージを焼いて。昨日食べきれなかったチーズを焼いたパンにのせて食べる。うまー!
出発前、双子池ヒュッテから臨む朝の双子池 雄池のほとりで。緑緑しとる!!
この山旅を計画する時、コバさんには天気悪かったら双子池までのピストンで帰るかも!って言ってたけど、晴れちゃったからね!
今日は北横岳を目指しますよ!(コバさん的には微妙な感じ 笑)
朝の光に照らされる苔生した森〜
可愛いきのこを発見!
登り始めてからは一気に高度を上げ、ようやく樹林帯を越え、雲の上へ。景色がいいと、やっぱり来てよかったと思う。
ゴツゴツした岩場を、全身を使って登っていきます。けっこうハード!
何度となくアップダウンを繰り返し、また樹林帯の中へ。ここもすごく神秘的!!
険しくて、苔で滑りやすい登山道をゆっくりと登っていきます。
しんどい時も自然の美しさに目をやれば気持ちも軽くなる。目の前には不思議な光景がいっぱい。
大岳を越え、稜線を北横岳へ向かう。右手には百名山 蓼科山。
北横岳山頂 2480mに到着。目の前には蓼科山!その奥には北アルプスもよく見える!
コバさん、おつかれ〜!
北横岳山頂からは、スタート地点の大河原峠が見える。赤い屋根は大河原ヒュッテ。
360°ゆっくり山頂の景色を愉しみ、下山の途へ。
原生林の中を歩く素晴らしいトレイル。
亀甲池に着いた。ここで少し休憩タイム。この池で念願だったノビタキに逢えた。しかもつがいで!!
休憩しながら地図とコンパスで現在地確認&進路確認するコバさん。
沢山のきのこたちが美しい姿を魅せてくれました。
大河原峠に向かって進みます。こういう雰囲気も好き。
北横岳から下山を開始してから三時間弱で大河原峠に到着。やっと帰ってきた〜
コバさん初のテント泊登山。コバさんは荷物の重さにヒーヒー言ってたけど、すごくいい経験になったと思う。
何より梅雨明け間近の瑞々しい北八ヶ岳の自然を堪能して、とても癒された山旅となりました。
温泉後は美味しいお蕎麦を頂きました。幸せ〜!