雲ひとつ無い穏やかな空が広がった午後。
少しの時間だけ工房を抜け出して近くの賀茂川へ。
作品のイメージ写真を撮りながら、心地良くそよぐ風に秋を感じる。
いい写真が撮れました。
“Play series” 手提げバッグ「Hand」
ひとつひとつ表情が違う革の端をアクセントにしたシンプルな手提げバッグです。
上下の革色の組み合わせも色々とありそれぞれに雰囲気が変わります。
もうすぐ開催される「Play work」展でご覧頂けます。
「Play work」展でご覧頂ける作品を少しずつご紹介します。
“Play series”を作っている時、大切にしているのは、革の素材の良さを生かしたもの作りです。
しっかりしているのに柔らかい。一枚だとテロンとしているのに、重ねる事で固くなる。
そして、革の帯を組み合わせ編み込んで生まれたのが、この小さな革のバスケット「Cradle(ゆりかご)」です。
革ならではの弾力を生かしてふわっと編む事で柔らかい革の質感が優しく物を包み込みます。
そよぐ風がすっかりと秋の訪れを感じさせる近頃。
お散歩日和のある日の朝、ふらっと店の前を通りかかったお二人組。
オーストラリアから旅行で来ているロイとアリス。
私たちは、つたない英語と日本語と身振り手振りでしたが、言葉は通じなくてもハートは通じたようです。
京都に滞在している何日間の間、行く先々で出会う人々のやさしさにますます日本が好きになったと言っていたような。。
爽やかな秋の訪れでした。
以前、カラーオーダーで制作したショルダーバッグ “Port”
元の革色は、ナチュラル。
毎日愛用して頂いているそうで、革色もすっかりいい感じに深く落ち着いてきました。
これからもお手入れしながらどんどんと味わいが深くなって行きそうです。