カロト家の日記
September 24, 2020
窓辺に新しい席を設けた
窓辺に大きなテーブルを置いて新たな客席を設けた。
風が通り抜ける気持ちいい席だ。
登山が趣味の僕は山小屋が好きで、カロトギフを造っていく上でも多いにインスピレーションを受けている。
山小屋に行くと、だいたいこんな感じの大きなテーブルがある。
同じテーブルについた見知らぬ人々が、山の話を中心に知らず知らずのうちに意気投合していくような楽しい出逢いも多い。
ゆったりとした気持ちで日常を忘れて、静かな時間を楽しんでもらえれば嬉しい。
もうひとつは店内の一番奥に設けた席。
嫁さんが一人暮らしを始めた時から愛用しているスタンド(23年前か….)が明かりを灯す席だ。
少々狭めだけどとても落ち着く席で、本などを読んでゆっくり過ごすのにちょうど良い。
カロトギフにはたくさんの本がある。
少しずつ時間をかけて集まってきた本たち。
癖が強め(笑)だけど。
トイレの本棚にもいろいろな文庫本があるので、気になった本があればじっくりと読み進めてみてはいかがでしょう。
秋になって、心地よい気候が続いている。
ランチタイムが落ち着く14時頃から夕方にかけては、店内がぐっと静かになる。
お店は18時までやっているので、読書をしながら長居をするのもおすすめ。
おひとりさまでもお気軽にどうぞ。
September 23, 2020
きのこの季節
ひとり森の中で過ごす静かな時間
カメラを持ちながらきのこを探してウロウロ歩く
今年も予想通りの場所で発生したヤマドリタケモドキを見ることが出来た!
ヤマドリタケモドキ(ポルチーニの仲間)
幼菌、成菌、老菌。同じ名前のきのことは思ないほど、それぞれに個性的で姿や形が違う。
苔むした倒木に発生した妖精のようなきのこ
色とりどりのきのこ達の世界。面白いなぁ〜
家に帰った後は、収穫したヤマドリタケモドキを干して乾燥。
嫁さんの大好物、ポルチーニのオイルパスタ
レストランで食べたらきっと高いんだろうな。
濃厚な香りとこっくりとした旨味。美味しい!
今年もやってきたきのこの季節!
今度の週末はスタッフを連れてきのこ狩りへ行く予定〜
September 07, 2020
ミルクシェイクの話
カロトギフのミルクシェイクを飲んだことはありますか?
ミルクの優しい甘さとさりげなく効かせたココナッツフレーバーが絶妙な美味しさです。
実はこのドリンクのレシピは、店主夫婦が京都に住んでいた頃に共に働いていたカフェで作ったレシピです。
17〜18年前になるかな。笑
その当時は(今も!?)誰も考えたことのないある革新的なアイデアで、
濃厚かつクリーミーで食べ物のような飲み物のようなドリンクになったんです。
カロトギフを開店して、その当時のレシピやアイデアなどは今日(こんにち)のカフェ運営などに活かされています。
お客様も多くてめちゃくちゃ賑やかで楽しいお店で、今だにあの頃のことを考えると震えます!!笑
そんなあの頃を思い浮かべながらレシピを思い出し、復活させたお気に入りのメニューです。
ほんと昔から変わってないレシピですけど、美味しさは間違いないですよ◎
ぜひお試しあれ!
September 01, 2020
久しぶりの登山
休日、天気が良いので友人を誘って久しぶりの登山へ。
コロナの影響で今年の夏山は北アルプスなどの高山へは足を運べていない。
なので、山を歩く筋力はかなり落ちているはず。
気温が低い早朝の時間帯を狙って、一番身近な里山、各務原アルプスのプチ周遊コースを選んだ。
AM5:30 各務野自然遺産の森を出発。
明王山へ向かう歩き慣れた尾根道を順調に進む。
葉っぱつきのドングリがあちこちに落ちていた。鳥の仕業??
早朝の明王山山頂にはすでに先客が。
山頂からの眺め。今日も気持ちの良い風景が広がっている。
明王山から進路を猿啄城跡(城山)へ取り、木漏れ日の気持ちいい尾根道をぐんぐん進む。
AM7:10 猿啄城跡に到着。
木曽川右岸の坂祝の街並み。気持ちいい〜!!
朝の爽快な空気の中、猿啄城跡についた僕らは一度山を降り、北側の尾根で明王山方向へ周遊コースを進む。
陽が高くなるにつれ体感気温は上がり、汗がポタポタと落ちる。
騒がしい蝉の鳴き声に、夏の低山の厳しさを痛感。
同行者の友人は、吹き出す汗の量により脱水状態。両足が攣り始め、ペースがどんどん落ちていく。
荷物を持ってあげたり、休憩を取りながら、なんとか明王山へ至る舗装された林道に出た時は、ホッとした。
暑さにやられて苦しそうな友人を介助しながら、エスケープルートを使って安心できるところまで一緒に下りて、
僕は単独で車のある自然遺産の森へ車を取りに走った。
こんな身近な里山でも、同行者の体力によってはもしもが起こることがある。
そんな時の為に、ちゃんとエスケープできるルートを確認しておく事は大事。
十分な水を携行することはもちろん、必要最低限の装備や地図を携行するなど、万が一に備えたい。