カロト家の日記
November 26, 2018
小秀山1982m
岐阜県中津川市にある日本二百名山の小秀山に行ってきました。
登山口の乙女渓谷から山頂まで4時間の道のり。
スタートからしばらくは渓谷沿いに付けられた木道を進みます。
大小様々な滝や美しい渓流の眺めは素晴らしいです。
三の谷の分岐の手前で、カモシカ渡りという、垂直な岸壁をよじ登ります。
その後、兜岩からの眺望を楽しみ、高原をいくつか越え、山頂へ。
同行者の友人とは初登山です。とても楽しい1日になり感謝。
兜岩からは雪を纏った白山が見えました。
朝6時半、登山口の気温は、-2℃ 。
標高を上げて山頂の1982mでは何℃だったのでしょうか。
風がなく、本当に穏やかな天気に恵まれて寒さはそれほど感じませんでしたが、
登山道には前日に降った雪が薄っすらと残っていました。
山頂から望む御嶽山。美しいです。
ちょっと早い昼食後、下山を開始。
2時間半で登山口に戻ってきました。
この日、友人が登った岐阜県と福井県の境にある冠山(1257m)では、雪が積もっていたそうです。
標高が低くても、日本海側の気候の影響を受けると状況は大きく違うようです。
November 20, 2018
各務原の里山 八木山
各務原の低山シリーズ!各務野自然遺産の森の南に位置する八木山へ。
この日は航空祭で朝から街が賑やか!
僕は喧騒を避けるように自転車で山へ。笑
今回は自然遺産の森側から入り八木山に登頂しました。
しばらくは眺望のない樹林帯歩きですが、山頂に出ると素晴らしい景色が一気に広がるルートです。
山頂から各務原アルプスを眺める。
眼下に見る鵜沼の街、右手には航空自衛隊岐阜基地の滑走路も見えます。
この日は航空祭とあってここから航空祭を眺めている登山者も多くみえました。
苧ヶ瀬池から八木山への八木三山の縦走も出来るなかなか気持ちの良い登山道が整備されています。
今回は時間の関係で双子山を越えたところで下山しましたが、次回は苧ヶ瀬池から八木三山を縦走してみたいと思います。
November 16, 2018
ホコリタケのアヒージョ!
先日、雑木林で見つけたホコリタケ(キツネノチャブクロ)。
とても良い状態で見つけたので、やっぱり食べてみたい!!
図鑑に書いてあるおすすめの調理方法はだいたい「汁物、焼き物」
味は無味で食感はハンペンみたい。とだいたい想像のつく味なので、
ちょっと色々調べたところ、アヒージョが美味しいらしい。
思い立ったら吉。夕方、犬の散歩時に採取してきました。
ホコリタケ、ニンニク、ローリエ、鷹の爪、塩、ブラックペッパーに
たっぷりのオリーブオイルを注いで、火を加えていきます。
丸々したホコリタケがぷかぷかクツクツとオイルの中で踊ります。
実食!
熱々のホコリタケを口の中に入れる。
ん!旨味があって美味!!
天然のキノコを採って食べることはとても危険なので、絶対に真似しちゃダメですよ!!笑
November 15, 2018
革製品のメンテナンス
9年ほど前からカロトのお財布を使ってくださっているお客様のお財布をお預かりしてメンテナンス。
今回2回目のメンテナンスとなります。
添えられたお手紙からも大切にお使いいただいている様子が伝わってきます。
縫い糸を全てほどいて、パーツをひとつひとつ外します。
金属のホックなどは消耗品になるので、全て取り外し新しいものと交換します。
小銭入れの内部、汚れの気になる箇所はレザークリーナーを使用して綺麗にします。
全てのパーツを貼り合わせ縫い直した革の断面を磨き直す。
仕上げにレザートリートメントを塗り込み、乾いた布で磨き上げピカピカに。
メンテナンスが終了し、くったりと柔らかく味の出たWish。お使いいただくにつれて出た自然なツヤが美しいです。
革の色もだいぶ濃くなりましたね。
早速、お客様がお住いの奈良へと送り届けさせていただきます。
私たちの作る革製品は、修理が出来るように独自の製法によって作られています。
京都で calotte leather handmade を始めて今年で15年目。
今年の8月にはカロトギフとなりの小屋の工房兼ショップも完成し、
岐阜の地でも少しずつカロトの革製品を使ってくださるお客様が増えてきて嬉しいです。
これからも永くお使いいただける革製品をひとつひとつ丁寧に作って行きたいと思います。
November 06, 2018
伊木山から
カロトギフから東へ車で10分。
一番近くて面白い里山と言えば伊木山でしょうか。
僕が少年の頃、光GENJIが流行っていて、ローラースケートをしにこの伊木山にある伊木の森に通ってましたね(時代が古い!)
あとはここにある、アスレチックが楽しかった思い出とともにスズメバチに追いかけられた記憶とか、サイクルモノレールもよく乗ったな〜
最近は、お休みの日で少し時間がある時に、伊木山に出掛けてはぶらぶらと散策しながら歩いています。
さて、先日、伊木山を歩いた時のこと。
季節外れのノコギリクワガタを発見!!
冬眠する寝床を探している最中だったのかな。
クワガタに11月に会えるなんて信じられませんが、自然では意外と不思議なことでもないのでしょうか。
ヌメリスギタケを発見!
比較的湿度のある場所の広葉樹の立ち木に出ていました。
傘にはささくれがあり滑りがあります。
キノコ初心者にはちょっと毒毒しいですが、立派な食菌なんですよ〜(勉強してない人は食べちゃダメ!)
伊木山の東のピーク「キューピーの鼻」から眺める木曽川、ライン大橋、犬山城、遠くには恵那山や御嶽山もハッキリ見えます。
空気の澄んでいる秋や冬は遠くの景色まで見渡せるので眺望を楽しむのもオススメ。
そして、夏と違って虫も少ないし、広葉樹は葉を落とし登山道も明るくなるので、紅葉トレッキングが気持ちいいです。
この季節の山は日没が早いので夕方にかけては避けて、万が一の時のためヘッドライトや防寒着、水や非常食も持っていってくださいね。(地図とコンパスもあると安心!)
伊木山は身近な里山(低山)ですが、あまり頻繁に人が歩いていない登山道も多く、足場がもろく崩れやすい急登もあるので、手を取らないと歩けない幼児や小学校低学年にはちょっと厳しいかなと思います。
紅葉シーズンは特に落ち葉の上など滑りやすいので、くれぐれも転倒などにも気をつけて、里山歩きを楽しんでください。