カロト家の日記
July 31, 2018
工房の窓、入り口のドア
工房に窓が付いた!
この建具作り、作る前はすごい難しいとか面倒とか手間が掛かるとか、
結構、敷居が高い(建具だけに)感じがしてたんだけど、
今回の改装作業でのミッションは、「出来ないことを出来るようになる!」
やってみると色々な不安もありながら常に楽しさが上回る感じ。
初めての事に色々チャレンジして、失敗しても諦めずに、繰り返すことでやがて自分のものになっていくものなんだよね。
もっと上手く!とか、思わない事もないけど、それより何事も経験してみることが大事!
やっぱり新しいチャレンジって楽しい!!
室内から見た窓。左が田の字、右が日の字
外側のブルーシート、早く外したい。。
外から見た窓。日の字
古い建具から外したガラス、積年の水垢なのか、色々と試してみたが、なかなか綺麗にならず。。
ついでに工房の入り口のドアも付けた。
この木製のドアは、京都で宮大工をしている友達に10年くらい前?にオーダーして作ってもらったもの。
その当時、飼っていた猫(グン)の爪の跡が残っていたり、すごく思い出深い一品。
京都の町家の造りに合わして作っているから背は低め。
この工房の入り口のドアにしたいと思って、京都から持ち帰ってきた。
全体的にヤスリをかけてオイル塗装で仕上げ直して味わいが増した!
まだまだ大切につかいます!
そして今週末はとうとう工房のオープニングイベントです。
詳しくはこちら → calotte leather handmade 工房オープニングイベント『カロトーーク! & 福江元太ライブ!!』
今日、北側の出入り口の引き戸も完成したので、いよいよ主な改装作業は終了です。
色々な人たちに助けられてなんとか間にあった!かな??
July 23, 2018
建具の製作
カロトギフとなりの小屋の改装(革製品の工房)、いよいよ最終段階に突入しています。
引き違い窓(大、小)と北側の引き戸の製作という大仕事です。
日曜日、お世話になっている大工の笠井さんに建具作りを教わりながらの製作です。
手始めに、窓(小)の製作に取り掛かります。
今回、使用するガラスはこの家で使われていた古い建具から取り外したものを使います。
昔のガラスなので揺らぎがあって今のガラスにはない良さがあります。
でも一枚一枚の大きさが違ったり、サイズはかなりアバウトなので、だいたいの検討をつけて窓枠を組んでいきます。
が、精密に作らないといけないので、それぞれのパーツに入れるホゾや溝など、かなり神経を使いました。。
翌日。
接着した窓に、ガラスを入れてみました。
おお!窓ができた!!
ガラスを入れる際は、ところどころ干渉するところがあったので、ノミやノコギリをつかってスムーズに入るように調整しました。
あとは、塗装や戸車を取り付けて完成です。
素材はヒバ材。
水に強く外部の建具によく使われるそうです。
独特の香りは好みが分かれますが(僕は好きです)、狂いも少ない素敵な材です。
次は、窓(大)です。
頑張っていこー!!
July 19, 2018
夏の風物詩
夏いですね!!毎日!!
本当に連日の猛暑!!
もう夏いいよってくらい暑い(熱い)岐阜県です。
各務原市も40度を超えたとか。。汗
でも、そんな夏だからこその風景ってものがカロトギフにもあるんです!
じゃーーん、日よけタープ!
店主得意のロープワークを駆使してタープをピンって張ってます。
この日よけタープの効果は絶大で、暑かった室内が一気になんとかしのげる暑さになりました。
告白しますが、、
カロトギフにはクーラーがありません。
「自然の風を感じたい。」
簡単に言うとそんな感じです。
だから網戸もとっぱらっちゃってます(いろんな虫が入ってきます。そして出て行きます。)
そしてエアコンの素晴らしさは十分知っています。
もう無くてはならないほどに快適だと言うことも。(エアコンの効いた部屋ってなんて最高なんだ!)
でも、、、簡単にエアコンのボタンを押すその前に、まだまだやれることはあるんです!
この布きれ一枚があることで生まれる体感マイナス5℃の世界。
まずこの努力なくして地球の温暖化は語れません!(大げさ)
そんなこんなでお家やバーベキュー、またはキャンプなどでタープをピシっって張りたい方、体感マイナス5℃を感じたい方、ロープワークに興味のあるそこのあなた!
『タープを美しく張るワークショップ』も開催してますよ。(無料)
参加希望の方はぜひ店主まで。(ヒゲめがねで汗だくの男です)
July 17, 2018
薪ストーブ
カロトギフとなりの小屋の改装、天井の板張りも終わり、薪ストーブが鎮座しました!運ぶの必死でした!笑
ここまでの作業内容を簡単にアップしますね。
薪ストーブまわりはうちの父に仕事をお願いしました。
仕事が休みの時、時間を見つけて作業してくれます。黙々と。職人の背中ってやつですね。
薪ストーブを置くコーナーの壁、左官の腕の見せ所、モルタルを押さえます。美しい。
そして仕上げは櫛目仕上げ。釘で作った道具で溝を付けていきます。
せっかく綺麗に押さえた壁に手を加えるのはとてもドキドキ。
でも、イメージ以上の出来で父も嬉しそうでした。
父の背中にはナナフシくん。小枝かなんかと思ったんでしょうか。
そしていよいよこれから煙突を屋根から抜く大仕事が始まります。
その前に建具作らな!!
July 16, 2018
テニス部フォーエバー
週末、雨天により順延になっていた娘の中体連が無事に開催された。
この日も日本中が最高気温で沸き立っているように、朝からカンカン照りで娘たちも保護者さんも大会関係者の方も大変でした。
娘たち3年生はこの大会で引退となりました。3年間、部活を続けてこれたのも健康あってのこと。
部長として後輩や同級生をひっぱりながら、雨でも一番に部活に向かう娘をたくましく思う毎日だった。
そしてたくさんの仲間に助けられたからこそ、ここまで来れたんだろう。
何年も経ってからもずっとこの中学時代のことは楽しかった思い出として刻まれていることでしょう。
最後の大会、最後の試合、すごくかっこ良かったぞ!!
3年間、ほんとうにお疲れ様。
そういえば、娘は入学時、美術部に入ると見せかけてテニス部を選んだんだよな、、あれはびっくりしたけど。
そうして入った体育会系部活、やっぱり真っ黒に日焼けして頑張ってる姿、父は嬉しかった。
July 05, 2018
板壁張り
工房の改装、内装作業に入っています。
床にしていた養生を外したので、先に仕上がっていたフローリングとモルタル(薪ストーブを置くところ)が現れています。
壁と天井に断熱材を入れて、胴縁を打ちつけ、今日から杉の板壁を張っています。
改装に際して、少し耳障りな機械音もすることがあります。
お食事中であったり、会話のお邪魔になってしまうこともあり、ご迷惑をおかけしております。
ただ、改装作業中にたくさんのお客様から温かいお声を掛けて頂いて、工房の完成を楽しみにしてくださっていることがとても嬉しいです。
焦らず怪我なく、地道にこつこつ。
あ、今日もいろいろ失敗しました笑
また明日も宜しくお願いします。
July 01, 2018
北側の外壁
カロトギフとなり小屋の改装作業、梅雨のため作業ができない日もありましたが、
少しずつ着々と進んで、ようやく外壁の作業が終わりましたー!
間柱を立てて
透湿防水シートを張り
外壁は大好き焼杉です。
今回の作業でも難解だった建具枠、ここには引き戸が着く予定。
さて、いよいよ内装の作業が始まります。
8月のオープニングイベントまでになんとか形にしたい。。
色々な方にお世話になっています。
tokotowaの小林さん 頼もしい後ろ姿!
改装をプロデュースしていただいているHAKOの笠井さん(奥)
いつも優しくサポートしてくれます。
厚みや幅を揃える木造りが終わったヒバ材。美しい。
自分の工房だから、なるべく自分で作りたい!
だけど、時にはプロの力も借りながら
一緒に現場に入った時にはものすごく勉強させてもらってます。
時には、足りていない材料を提供してくださる方々にも大変助けられたり。
建具の溝を機械で掘ります。怪我に注意して慎重に。
虫たちも見守ってくれてる?
ナナフシくん
アゲハの幼虫