カロト家の日記
March 06, 2020
各務原アルプスはやっぱり最高だった
よく晴れた朝、僕は雲海の上にいた。
風もなく静かで穏やかな海の上。
当たり前だけど、ここにいると新型コロナウィルスの影響は微塵も感じられない。
深呼吸した後、体を反転させ、今度は西に向かって雄大に伸びる尾根を眺める。
複雑に上下を繰り返す各務原アルプス。
ここから始まる一日は僕の運命を変えるのだろうか。
今回は城山に登らず、その北側の尾根を迫間山へ進むルートを取った。
よく整備された城山の北側のトレイルを進む。
さっきいた鉄塔が少しずつ遠ざかっていく。
大岩見晴台からの眺望。眼下には寒洞池。
木々の切れ間から反射板を確認。自分が今いる場所と先に続くルートを地図と照らし合わせて。
金山で小休憩。困ったことに、このシューズはいつも靴擦れができる。かかとをテーピングで保護した。
こんな場所に鉄塔を建てるってすごいよな。
権現山を確認。その先には金華山、さらに奥には伊吹山。
木漏れ日が気持ちいい尾根歩き。
桐谷坂で関江南線を横断。ルートはその脇に林道へと続く。
芥見権現山へ至るトレイルのスタート地点。道は森の奥へ続く。
休憩しようと思っていた場所は他の登山者で賑やかだったのでパス。
ようやく見つけた休憩適地に着いた時は、登山開始から4時間が経っていた。
冬場の強い味方サーモスの山専ボトルとカップヌードルの最強コンビ。
芥見権現山で出逢った可愛い忠犬「白ちゃん」(勝手に名前つけた。)
向かいに見えるのは最後のポイント、各務原権現山の東屋。あそこまであと一時間。
芥見権現山を下りて各務原権現山へ登り返す。北山山頂に到着。
今日歩いてきた各務原アルプスを振り返る。
ぽかぽか小春日和〜
各務原権現山から市内を一望して、下山開始。山の上にいた六時間はあっという間に終了。この鳥居をくぐると下界に戻る。
お迎えに来てくれた嫁さんと合流。
この登山で僕の運命は変わったのかどうかは分からないけど、免疫力は少し上がったかな。
何度歩いたか分からない一番身近で大好きな縦走路、各務原アルプスはやっぱり最高だった。