カロト家の日記
February 12, 2020
薪割りのコツ
造園業をされているお客様から頂いた硬い広葉樹の幹や枝の薪割り。
丸太自体は太くないけど、節がたくさんあったり、ぐねぐねうねっていたり、形もいびつで、斧一本だとなかなか割りにくい。
手斧( 全長50cm)を使ってまずは割れ目を作る。
その割れ目に、楔(くさび)を当てて、上から金槌で叩いて少しづつ割れ目を広げて割っていく。
古い斧の頭も楔の代わりに使う。
この二箱分の薪を割るのに1時間くらいかかった。
木の性を見極めながらの作業は奥が深くとても面白い。
駐車場にある薪棚に、割ったばかりの薪を積んでいく。木の匂いに包まれての作業は気分が良い。
節があったり、ぐねぐねしてたり。積み上げていくときも杉や檜などの真っ直ぐで素直な木に比べて手間がかかる。
ただこの作業も、天然のジクソーパズルのようで、やりだすと楽しく夢中になる。
焚き木として乾燥させて使えるようになるまであと一年。
割るのに少し時間がかかる広葉樹だが、その分、火持ちの良さは素晴らしい。
天気の良い朝は薪作り。体も目覚めて良い一日の始まりを感じます。