カロト家の日記
April 15, 2019
山菜シーズンは春の愉しみ
休日、前から山菜採りに行きたい!と言っていた友人を誘って、山菜採りに行ってきた。
どこを走っていても桜が綺麗。ピンクに染まる街をゆっくりと抜けて、山に向かう。
(昨年の今頃は、工房の改装工事の真っ只中だったので、登山や山菜採りは封印して黙々と作業に没頭していたなぁ。)
1週間前に下見した時、つぼみだったコシアブラは、きっとちょうど良い感じに成長していると予想してこの日を楽しみにしていたんだけど、
寒い日や雨の日があった為に、現地で確認してみるとまだ少し小さかった。
それでも採り頃のものがそこそこあったので、皆でわいわい収穫開始。
コシアブラ 香りが高く、山菜の女王というネーミングがぴったり
イタドリ 今回、初収穫。生でかじってみたけど、すっぱさとジューシーな感じが意外と◎
採り頃のコシアブラを見つけて嬉しそうな友人!
急な斜面をロープを使って下ります。カロトスタッフの酒ちゃんはワラビ採りが特に楽しかったそう。
ピークの大岩に登って撮影する友人。岩が似合うワイルドおじさん。
ヤマツツジ あちこちで可憐な花を咲かせていた。
2時間ちょっとで見つけた山菜たち。左から、ワラビ、イタドリ、コシアブラ、タカノツメ
朝早起きして、清々しい山の空気を吸って、天気にも恵まれ、山菜も採れた。
まだ可愛い(小さい)ものは、次回のお楽しみに取っておいたから、みんなで山分けしたら、少しづつになったけど、間違いなく晩飯の美味しい一品になるでしょう。
山菜採りは、来年も再来年も山菜採りが楽しめるように、ちゃんと木の成長の事を考えた採り方やマナーがある。
自然の恵みを絶やさないように。
そして、危険な毒草もたくさんあるので、それらを間違って採って食べないように、初心者は必ず山菜採りに詳しい年長者に教わったりしましょう。
昼前からの仕事に戻る友人を送り、午後からは渓流へ。
途中、立ち寄った友人オススメの川遊びスポット。水がすごく綺麗で、今すぐ飛びこみたくなった。
渓流に到着。かまどを作り、薪を集めて、火を起こし、湯を沸かす。
お湯が沸いたら、採りたての山菜を茹でて、お醤油と鰹節を和えて、お肉が焼けるまで、冷たい川の水で冷やしたら「コシアブラとタカノツメとイタドリのお浸し」の完成。
タラの芽とコシアブラのアヒージョ!山の幸と海の幸のコラボレーション。
最後は、山菜のペペロンチーノ!ヤバウマ!
豪華な昼食。自然に感謝。
ゆっくりと食事を楽しみ、コーヒーを淹れて、サイコーな時間を過ごす。
片付け開始。来た時よりも美しく。僕たちは渓流キャンプのこと清掃作業と呼んでいる。
あたりが暗くなる頃まで、新緑の渓流の景色を楽しんだ。
家に帰って、薪ストーブで出た灰でアク抜きしたワラビで醤油づけを作った。
天然ものの美味しさは、市販のワラビでは味わえない、ジャキジャキとした歯ざわりと、モチモチとした粘りやヌメリ。
どれを食べても美味しいなあ!
山菜シーズンは春の愉しみ。待ち焦がれていたこの季節をじっくりと味わいたい。