カロト家の日記
February 07, 2019
チェーンソーと僕
ひと仕事を終えた後、丸ヤスリでチェーンソーの刃を研ぐ。
チュルルルーチュルルルー
言葉ではなんとも表現しにくい音色を奏でながら。
薪ストーブ生活にもだいぶ慣れてきた。
それはものすごくシンプルな構造ゆえに、いろんな環境というか要素によって扱い方が変わる。知れば知るほど奥が深い。
先日見つけた、ある年配のおじさまが何年も前に書いていた「間違いだらけの薪ストーブライフ」と言うブログ、読んでいたら目から鱗だった。
実際に薪を製造しているプロフェッショナルな目線から感じた薪ストーブや薪への想いがぎっしりと詰まった素敵な文章でした。
カロト家のお隣さん「トシさん家」の裏山のヒノキを切り出して運ぶ。
急な斜面の下は、トシさん家。
実は、うっかり丸太を転がしてしまい、お母さんが大切に育てていた鉢植えを割ってしまうハプニングが。
すぐにトシさんに謝りに行ったんだけど、そしたらトシさん「おっかぁには俺がやったって言っとくから〜!」だって!
もちろん後日、お母さんにも直接謝ったんだけど、そのトシさんの人柄にジーンときた。
レスキューなどで使われるロープワークの技術、倍力システムで丸太を引っ張り出しているところ。
普通に引っ張るより、1/3の力で引っ張れる(実際は地面との抵抗やロープやカラビナとの摩擦があるのでその通りではない)
それでも重い重い。何をやるにも疲れる仕事の連続だ。
チェーンソーの刃を研いでも研いでもすぐに切れ味が悪くなる。何かがおかしい。
チェーンの緩みも気になるしなんだか不安だったので、思い切ってソーチェーンを交換することにした。
ボディ内部には木の粉がぎっしり。チェーン交換をすることでメンテナンスもすることになり、結果オーライ!
チェーンソー内部を歯ブラシや爪楊枝で掃除する。
オイルで固まった木の粉を取り除き、かなり綺麗になった。
ソーチェーンの交換終了!切れ味もしっかり戻って、交換して本当に良かった!
薪ストーブがいよいよ使えることになって、以前は知らなかったことを色々と知ることになったこの数ヶ月。
幼馴染のお父さんのご好意で貸してもらっているこのチェーンソー。
最初はおっかなびっくり使っていたチェーンソーの扱いに、最近は慣れてきた。
とても便利な機械だけど、反面、やはり危険はつきまとう。明日からも安全第一でがんばろう。