カロト家の日記

March 21, 2019

お寝坊さんの話

つくし

 

春を感じる日が多くなってきた。

寒の戻りでこ寒い朝も清々しい春の匂いに満ちている。

稲の散歩中、田んぼの畦につくしが生えている。

嫁さんは2週間前から見つけていたと後で聞いて驚くとともにお寝坊さんの話を思い出す。

 

僕は趣味で登山によく行く。

3000m級の高山や雪山も大好きだし、身近な里山を歩くのも好きだ。

要は歩くことによって、移ろう季節や様変わりする景色や動植物の営みなど、小さな変化を発見する愉しみが登山にある。

 

自分のような活発な人間は、登山道を一人で歩いていると、先行者に追いつくことがよくある。

人がすれ違うことも難しい道幅の細い登山道では、登山者がお互いに譲り合って安全第一ですれ違うのが暗黙のルールだ。

先行者に追いついた時も、決して無理な追い越しをしてはダメだし、だいたいは道幅が広くなったところで先行者がお先にどうぞ。という具合に道を譲ってくれる。

もし、先行者が自分に気づいていてもいなくても、後ろから歩いている人は先行者のペースに合わせて後ろを静かについて行くのが、山でのルールだと認識している。

 

自分がどんなに先を急いでいても、先行者がいる限りは基本的には追い越し禁止なのである。

逆に言うと、自分が前を歩いている時は、自信をもってそのままのマイペースで歩いていてもなんの問題もない。

これは街の中、人の世でも多いに当てはまることで、昨今のあおり運転の問題や列に並んでいる時の順番抜かしも同様であろう。

そこに譲り合いがあり、日本人の良さがあるのだと思う。

 

さて、ではどうしても先を急ぎたい時はどうすればいいか。

先行者よりも早起きすればいいのである。

そう、後ろから来る人は、お寝坊さんなのだから。

 

自分がつくしを嫁さんよりも後に見つけたことは、別にスピードを競っているわけでもないし、どちらでもいいんだけど、

どうしても嫁さんよりも早くつくしを見つけたければ嫁さんよりも早起きする(稲の散歩は早起きして時間に余裕を持ち、少しでも早く歩きだす。)

 

お寝坊さんの話、なかなかいい話だと思うんだけどな。

March 19, 2019

彫金 リングのロウ付け

カロト レザーハンドメイドはすべての革製品を手作業で製作しています。

ひとつの作品が生まれるまでにたくさんの工程があり、そのどんな工程にも自分たちオリジナルの作業があったりします。

その中でも特に、ちょっと変わった作業が「彫金でリングを作る」です。

リングと言っても指輪じゃなくて、ファスナーの革のつまみと金具を繋ぐ金属のリング。

直径8mmほどの小さなリングの製作です。

 

彫金リング3

 

昔京都のカロトで働いてくれていたAIちゃんと言う元スタッフの女の子が大学の時に習得した彫金の技術を伝授してもらい、今は僕がやるようになりました。

手仕事の楽しさがたっぷり詰まった彫金の作業、とっても細かい作業ゆえになかなかの集中力が要りますが、綺麗にできた時は本当に嬉しいんですよ。

それでは今日も製作風景レッツゴー!

 

1801

洋白という金属の棒をドライバーの軸に巻いていきます。

洋白とは聞き慣れない言葉ですが、ラジコンに馴染みのある方はご存知かな?あのアンテナに使われている素材です。(タミヤ懐かしい!)

かなり硬くて粘りのある素材の特徴の通り、力いっぱい巻いていかないと棒がバビョーンと戻ろうとします。(怪我注意!)

 

1802

巻き終わったコイル状になったものを金属用のニッパーで切断していきます。

パチンパチンとリズムよく。

切り離すとリング状になりましたね。

お次はリングの切れ目を繋いでまん丸のリングしてきます。

 

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金属を繋ぐために使用する銀ロウを準備します。

板状の銀ロウをまず1mm幅の細い帯状にしてから、さらに1mm角の細かい粒状に切っていきます。

ハァ〜細かい。。

 

彫金リング1

形を整えたリングを酸化防止の液につけて、それからロウ付けするところにフラックスを塗って、先ほどの細か〜い粒銀ロウを乗っけて(指の震えとの格闘です)

バーナーで熱を加えていきます。

この時いきなり勢いのあるバーナーの火を当てると粒銀ロウが吹っ飛んでいくので、加減が大事。何事も。

 

1805

溶けた銀ロウがリングの切れ目を繋ぎました。よく見えない方、写真をクリックで拡大してね。

 

彫金リング2

熱々のリングを水に落としていきます。ジュ、ジュ。

かなり大量のリングが出来ました。

 

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さて、ここからは磨きの作業です。

半丸のヤスリと平ヤスリで余分な銀ロウを削り取っていきます。

ザラザラした部分がだいたい無くなればオッケー!

 

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母からのお下がりのルーターでさらに磨いていきます。ウィン〜ウィン〜(母、どんなけ物持ちいいねん!)

この時、しっかりクランプで挟まないと小さなリングは部屋の隅っこに飛んで行くので注意。

 

1809

仕上げはスチールウールで全体的に磨きあげ、ピカピカになりました。

手前が完成品、なかなか綺麗に仕上がりました。

 

なかなかこういうものは売られていないんで、仕方なく作るようになったんだけど。

この彫金作業、年に一度か二度のカロトにとってはなくてはならない仕事となっている。

 

好きこそものの上手なれ。

最初から簡単には出来ないけど、もの作りが好きだから、昔より確実に上手くなっている。

手仕事による小さなピースの集合体によってカロトのものは出来ている。

ファスナーを使った商品を購入された方はぜひ、この彫金のリングもじっくり見て欲しい。

 

March 14, 2019

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39639

運命ってものは本当におもしろいもので、この先どういう道のりが待ち受けているのか、まったく見当もつかない。

といつも思っている。

今できることをこつこつと積み重ねた結果、道は開けるかもしれないし、はたまた進路変更をしなくてはいけないかもしれない。

現実がどういう形で訪れてもそれはリアルで、それが宿命なんだと思う。

 

今日は娘の受験した公立高校の合格発表の日。

朝から娘と嫁さんが高校に出向く為、パンも焼けないので、お店はお休みさせていただいています。

(何組か来られたお客様、せっかく来ていただいたのにお店が開いてなくてすみません。)

 

二人が出かけたあと、結果が気になる僕は、何かをしていないと落ち着かないので、薪運びの作業に没頭。

ふと気づいたら時間は10時過ぎ、携帯に届いていた嫁さんからのメッセージを確認する。

 

がんばって勉強した結果が報われる時もあればそうでない時もあるし、でもどんなことにも一生懸命やってたら、いつか何かの形で生かされると思う。

ひとつひとつの結果の後、ふたたびスタートを切って、思い切って前に進んで行って欲しい。

チャレンジすること。に失敗はつきものだし、失敗して気づいたたくさんのことが人生の何よりの財産になる気がするんだよな。

 

先の不安にがんじがらめになるより、今、目の前にある何気無い日常に感謝。

日々、こつこつ、一歩ずつですね。

March 10, 2019

オーダーメイドのお財布

オーダーメイド財布

 

京都にお住いのお客様からお電話を頂いて、製作したお財布「Wish」

私たちが京都に住んでいた頃に取材を受けて発刊されていた書籍のイメージで作って欲しいとのことで、二つ折り財布のご注文をいただきました。

先日、京都へ発送させていただきましたが、これまで写真で見ていた作品と比べ、出来上がり手に取られた作品はいかがでしたでしょうか。

末長く大切にお使いいただけると嬉しく思います。ご注文ありがとうございました。

 

March 05, 2019

ピザと娘と卒業式

娘の中学の卒業式に出席するため、本日3月5日はお休みをいただいておりました。

卒業式は無事に挙行され、9年間の義務療育を終え、元気に卒業することが出来ました。

なんと、3年間一度も休むことなく、皆勤賞です!

健康が何より。

これまで暖かくご指導くださった学校の先生方、娘の同級生などのお友達、おじいちゃんやおばあちゃん、娘の成長を見守ってくれたみなさんに感謝を伝えたいです。

ありがとうございました。

 

さて、この前の日曜は、念願の薪ストーブでピザを焼いてみました。

その様子をどうぞ。

 

休日の料理は僕の仕事だ。(毎日ご飯を作っている嫁さんは休日は作りたくない笑)

と言っても、僕が気が向いた料理を好きなように作るだけだけど。

この前の日曜日、昼ご飯は薪ストーブでピザを焼こうと決めていたので、朝から食材の仕込みをする。

久しぶりに家族でピザなんて焼いて食べたら最高やん!

 

もうすぐ公立高校の受験を控える娘は、3年生になる頃から塾に通い始め、家では全く勉強しない。

娘が勉強している姿を見たのはいつのことだろう。

塾に通いだして夜遅くまで頑張ってる姿をずっと見てきたし、僕たち夫婦も娘に勉強しろー!とは言わないし、何より家にいる時はリラックスするに限る。

なんだけど、家にいても自分の部屋でやりたいことに没頭している思春期の娘とは、なかなか一緒に過ごす時間がない。

 

ピザを焼こうと思ったのも、そんな娘との時間を少しでも作りたいと思っての事で。

ほら、ピザって生地伸ばしたり具をのせたり、焼いたり、取り出した焼きたてピザを切り、食べて、また生地伸ばして…..の繰り返し。

みんなで作ったら、チームワークも深まるし、楽しいやん!

 

ピザ生地は、嫁さんに作ってもらうようにお願いしていたんだけど、急な用事が入り、僕は昼前に外出することに。

昼過ぎ、用事を済ませて帰ってくると、嫁さんと娘が立ち寄ってくれた妹と一緒に、すでにピザを焼いて食べていた!(オーブンで!)

 

僕は、残り3/4カットの焼きたてピザを頬張りながら、なんだかなぁ〜って思いながら、みんなもうお腹いっぱいやって。

ピザ終了!!笑

 

でも、ちょっとこれでは不完全燃焼なのでリベンジ。

晩御飯は今度こそ薪ストーブでピザ!

嫁さんの協力もあり、娘も一緒に生地を伸ばしたりトッピングしたりを手伝ってくれ、ピザの焼き加減を見てもらう為になんとか薪ストーブの前に座らせることに成功。

その後、あったかい薪ストーブの前で、みんなで熱々ピザを美味しくいただき、久しぶりに和気あいあいと娘との時間を持つことが出来た。

 

薪ストーブ料理 ピザ

火力の強い薪ストーブだとピザは5分くらいで焼きあがる。

ただし、手前と奥など火力にムラがあるので、途中でピザパンをくるくる回したりと、綺麗に焼くのはなかなかコツがいる。

 

今回、ピザパンを手作りしてみました。

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オーブン用の丸いフライパンをグラインダーで切り取り、浅い形に加工。

薪ストーブの中にはホームセンターで見つけた溶岩レンガ(25mm厚)と自作ピザパンを併せて使用。

 

薪ストーブでピザ、火力の調節や、組み合わせる道具など、なかなか奥が深いです。

また、近々やりたいなー!

March 01, 2019

アイアン 薪ストッパー

アイアン 薪ストッパー

いつも仲良くしてもらっている友人のひとり「ゆっくん」にアイアンの薪ストッパーを作ってもらいました。

薪を室内に置いておく時、積み重ねると崩れてきたりしていたのも、もうこれで大丈夫。

鉄の棒を溶接でつなげてシンプルなL字構造。筋交いにはヒラ鉄が使われていたり、細部に渡りよく考えられています。

身近に腕の良い職人さんがいるってのは本当に有り難いことだなぁ。ゆっくんいいもの作ってくれてありがとう。

instagram yukihitokoumuten

 

新入り helko

新顔の斧が加わった。helko スプリッティングマスター DT-6

なかなか割れない節あり広葉樹をぱっかーんと割るのに、どうしてももう一本欲しくてお小遣いで斧を買う。

テカテカした柄の塗装を紙ヤスリで落とし、オイルフィニッシュで仕上げ、革のシースを作る。

薪割りの効率がかなり上がり、とても気に入っている。

 

薪をのせて 一輪車大活躍

最近の薪運びはこれで。山盛りになった薪が荷崩れしないようにゴムバンドで抑えて。

この日は一輪車8杯分の杉を割った。すっかり薪割りがここ最近の休日の愉しみになっている。

 

薪ストーブ 煮込み料理

薪ストーブ料理① 大根と牛すじのどて煮

 

薪ストーブ料理 ポトフ

薪ストーブ料理② ポトフ

 

煮込み料理ばっかりだけど、薪ストーブの上に鍋を置いておくだけで超簡単。

じっくりと煮込まれ野菜もお肉も柔らかく煮ることができる。そしてあったかいし美味しい。

近々、薪ストーブでピザを焼こうと思う。

 

だんだん暖かくなってきて、薪ストーブシーズンの終わりも見えつつある。なんか寂しいな。

でも、四季の巡りがあることで、迎える喜びもたくさんある。

春!カモン!山菜シーズン早く来い!

February 28, 2019

京都からの来客

京都から遊びに来てくださいました。

京都に僕たちのお店『calotte leather handmade』がまだあった頃、ご来店くださったお客様がカロトギフに遊びに来てくださいました。

ご来店1回目は、彼女が彼へのプレゼントにコインケース(奥 Coin olive)を選んで頂きました。

その後、プレゼントを受け取った彼がこっそり来店してくださって、もう一つ彼女に贈る為にカラーオーダーにてコインケースご注文→製作させてもらいました。

そのご注文の際に彼から聞いたのが、そのコインケースを渡す時に中に指輪を入れてプロポーズすると。

 

あの時のコインケースは、時間を重ねて、柔らかくなりとても良い味が出ていました。

そしてプロポーズも見事成功したようで、この春にお二人は入籍することが決まっているそうです。

 

自分たちが作るもので、人が幸せになること。

作り手として大きな喜びを感じます。

贈り物で選ばれることが多い革製品ですが、人生の大事な機会に選ばれることも多く、その後の結末を聞かせてもらえることもとても有り難いことです。

 

 

『最近、写真を撮った作品たち』

Way light 修理完了 「Way light /may」

Plain セミオーダー 「Plain セミオーダー」

Every セミオーダー 「Every セミオーダー」

Hamper strap 1 Hamper strap 2「Hamper strap /カラーオーダー」

ID card holder 「ID card holder」

Way light カラーオーダー1Way light カラーオーダー2「Way light カラーオーダー」

February 23, 2019

クヌギの木

お天気に恵まれた土曜日、久しぶりにゆっくり起きて、嫁さんとモーニングに行って、今日も薪作り。

ちょっと春めいてきて、となりのトシさん家の梅も咲いて、駐車場のタンポポやオオイヌノフグリも咲いている。

鳥は囀ってるし、ポカポカあったかいし、ようするに何をするにも心地いい季節が到来している。

 

薪作りをするようになって、さまざまな事を知る。それは薪ストーブを焚くだけじゃ解らない自然との繋がり。

昔、この一帯は桑畑だったと、近所の経験豊富なお歳を重ねたお姉さんに聞いた。

あちこちで蚕を飼って、絹糸を採っていた時代だ。

その後、蚕産業が衰退し、桑畑からのシフトで杉を植林してから50年。

今はその杉林も虫喰いの被害に遭い、昨年の台風でかなりの杉が倒された。

僕はその、倒されたり林業のおじさんが切り倒した杉を、これから先の薪ストーブの主な燃料にしようとしている。

というのは、今、薪として使っているのは、小屋の改装で出た廃材などの建築資材や友人の木工作家や家具屋さんから譲り受けた木材や一年前に切り倒してあったユーカリの木だ。

薪は最低でもひと夏、広葉樹なら2年ほど乾燥させなければならないので、現在、作っている薪たちは次の冬かその次の冬用となる。

針葉樹は乾燥も早いので、杉やヒノキの薪は次の冬には使えるかもしれないが、ナラやクヌギなどの広葉樹の薪を燃料として使えるのは当分先になりそうだ。

 

さて、今日の薪作りは大物のクヌギが相手である。

クヌギは薪の中でも最高らしい。日持ちが良くて、火力も強いと。

でも、僕の住む場所で身近なのは杉やヒノキなので、クヌギが手に入ることは、これから先どれくらいあるか分からないけど。

 

先日、林業のおじさんが切り倒したクヌギが裏山にあるので、朽ちてしまう前に切り出して来ようとチェーンソーを抱えて裏山へ向かう。

 

切り倒され横たわっているクヌギ。直径は30cm。

チェーンソーのエンジンを掛けて、さあ!と気合を入れて切っていく。

長さを50cmに切っても、まだまだずっしり。かなりの重量感だ。

この切ったクヌギを、足場の悪い道なき道を、えっちらおっちら抱えてひとつひとつ薪割り場へ運ぶ。

 

しかし、この前までここに立っていたこのクヌギは、まだたっぷりと水分を含んでいる。

日に当たって樹皮はあったかいのに、手で抱える時に腕に当たる切断面はとてもひんやりとしている。

大地から水を吸い上げて立派に葉を茂らせていたこのクヌギの木。

でもよく見るとアリが巣にしていたようで、芯の部分が侵食されていた。

 

何年まえからここに生えていたんだろう、とか、このずっしりとした重さ=水分 は命の重みだなぁ、とか、アリさんもこの木と共に暮らしてきたんだなぁ。

とか、立派なクヌギの木をチェーンソーで切りながら考えていた。

 

自分がただ薪ストーブを使いたいだけで、何十年も前からここに生えて、いろんな人の暮らしや風景をみてきた自分よりもっともっと年上の木を切っている。

勝手に立っている木を切り倒している訳じゃないけど、決してぞんざいに扱っちゃいけないなと気が引き締まる。

 

僕は信仰心とか宗教とかを信じる心を、あまり持ち合わせていないんだけど、、

自然との距離が近い暮らしをしてきた昔の人々は、あらゆる恵みに感謝したり、山の神様に感謝したり、自然万物に神が宿ると考えた日本人独特の宗教感が生まれる背景や伝統は、考えてみたらとても自然な事だと思った。

クヌギ玉切り

チェーンソーの刃の長さは35cm。

 

今日の薪仕事

僕の薪割り場。手前が今日切ったクヌギ。(左がヒノキ、奥が杉)これからさらに25cmの玉切りをして、斧で割っていく。

 

夕陽が綺麗

1日の終わりに、ここからみる夕焼けがやっぱり一番好き。

 

2304

夜は薪ストーブに薪を焼べながら、一日を振り返る。

様々な経験をする事で、何かに気づくきっかけがある。

今、何が必要で必要じゃないか、大切にしたいことはなんなのか。

答えが出るのはいつなんでしょうか。

February 23, 2019

お財布の修理 外革交換

お財布修理1

以前よりご愛用してくださっているcalotteのお財布の修理をしました。

京都にcalotteがあった頃、当時お付き合いしていた彼のお誕生日プレゼントにご購入いただいたお財布です。

修理依頼のご連絡をいただいた後、一度カロトギフに送っていただき、お財布の状態を確認した上で今回は外革の交換を提案させていただきました。

縫い糸を全てほどき、ひとつひとつのパーツに分けた状態でクリーニング。その後、ホックの交換と全体を縫い直し、また元どおりに。

お財布修理2

縫いの終了後、calotteオリジナルレザートリートメントを丁寧に塗り込みます。

しっとりと自然な艶が出て、とても良い状態になりました。

その後、綺麗になったお財布を丁寧に梱包し、持ち主の元へと。

大切にお使いいただいたからこそ、革製品は味が出ながらもどんどんと美しく、そして愛着が増していきます。

傷んだから捨ててしまうんじゃなくて、ちゃんと修理が出来るように考えて設計しているので、ご希望があれば何度でも修理をお受けします。

これからまたさらに長くお使いいただけると、作り手としても嬉しい限りです。

ご愛用ありがとうございます。

February 21, 2019

New 薪棚 後編

薪棚 完成!

薪棚が完成しました!!立派ですね〜。

道ゆくご近所さんからも「おおー!立派なのができたねー!」って声を掛けられます。

ちょっと立派すぎたか?!義理の母からは、「倉庫にもなるくらいでっかいね!」って。

でもきっとこれからも増え続けていく薪の収納にはデカイに越したことはなかろうかと思います。

実際に作ってみて、ここはこうした方が良かったなーなんていうことも色々ありますが、とりあえず無事完成!やったね。

 

では二日目の様子、LET’S GO !!

2003

屋根を支えるための垂木の設置が完了したところ。

屋根材までの高さは土台のコンクリートブロックを合わせて2180mm(2m18cm)。

見上げる高さ、逆光が眩しい!

 

2004

前側になる柱を斜めカットすることで勾配をつけています。垂木をビス留め。

 

2005

とりあえず屋根をつける前まできました。もうひと踏ん張り!

 

屋根は長さ5尺(1520mm)幅655mmのポリカーボネート波板を使用。

今回は、薪棚の横幅が7200mmなので、波板を7枚購入。一枚を真ん中で切った長さ760mmを13枚使いました。

 

2001

マジックペンで墨付けしてから切ります。波板には表裏があるので、この時、表側がわかりやすいように右上にRと書きました。

 

2002

ポリカ波板を波板用ハサミでカットしていきます。こういう道具はあると便利。なくてもなんとかなるけど。

 

2008

傘釘で屋根を垂木に留めていきます。今回は材料の余裕があったので波板同士の重なりを3山としました。

屋根の外側にあたる部分は風の影響を受けやすいので、留めるピッチを細かめに。

やっていて気がついた事。波板が透明だと下地が見えるので作業が楽です。

ガルバリウムや着色されたポリカ波板だと、釘の位置を墨付けしたりとひと手間あります。

 

2007

庇の屋根の出は45mmにしました。 あまり長いと風や雪などの影響を受けるので注意です。

 

2006

屋根の設置完了!上からのアングルをどうぞ。

薪をしっかりと乾かしたいので、屋根材は日光を透過する透明のポリカにしてみました。

 

余談ですが薪棚の設置場所をお家の西向きの外壁にしたのも理由があって、夏場の暑い西日を積まれた薪で防ぎ、室内の暑さを少しでも和らげたいと思ったから。

 

これからまた少しずつ薪を割ってどんどん収納して、早く薪棚を満杯にしたい。

カロトギフとなりの小屋の薪ストーブを設置してみて、かなり良かったので、行く末はカフェの店内にも設置をしたいなと考えています。

そうなったら薪の消費量も多くなるし、これくらい大きな薪棚があって良かったと思える気がします。

 

手作りはとても手間がかかるけど、じっくりと自分の思う通りに物を完成させて行く愉しみがあります。

失敗もたくさんするけど、やってみないとわからない事が沢山あって何事も経験する事が大事だといつも思います。

 

薪ストーブを設置した方、する予定のある方はぜひ薪棚も手作りして欲しいなと思います。

そうそう、うちの薪ストーブに入る薪の長さは25cmです。

薪棚のサイズも薪の長さや住宅事情によって自由に形を変えられるのも手作りならではの魅力ですね。

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