Diary / 日記
かわいいお客さん

今日は、夕方にかわいいお客さんが2名来てくれました。
4時頃「ピンポーン」とインターホンが。
窓から見てみると小学生の女の子2人が玄関に立っていました。
娘の友達かと思い娘を呼んで玄関に行ってみると
見たことのない女の子でした。
「ど、どどうした?」
と聞くと
「お、お財布を買いに来ました。」
と小さい声で答えてくれました。
小学生の女の子がお財布を?
私が小学校の頃のお年玉全部使ってもまだ手が届かないような値段のお財布。
お母さんかお父さんのプレゼントかと聞くと自分用だと。
ますます大丈夫かと思いましたが、とりあえずお店の中へ。
私たち夫婦はきょどりながら、妙に緊張してお財布の仕様、作り方などを
丁寧にゆっくり説明しました。
「、、はい。、、、、はい。」
と返事はしてくれました。
両手は座っている椅子と太ももの間にしっかりと挟まっています。
終盤にさしかかり値段の話に。
「こちらは2万9千円です」
「う、うわァ~」と悲鳴にも似た叫びが。
そこから私たちの丁寧に愛情込めて全て手縫いの作り方の説明がはじまり、、
「、、はい。、、、、はい。」
両手はまだ太ももの下。
その時私は近くの小学校に通っている3年生のお友達を知ってるかも!
そこからこの子達の心をキャッチしないと!
と、お友達の子の名前を出してみました。
ビンゴ!
お友達の子と同じ小学校で、かわいいお客さんは4年生だそう。
つかみはOKです。もらった!
そこから話の声も少しずつ大きくなり、
最後の方には、今日学校で行った社会見学の話までしてくれました。
よくぞこの入りにくい門をくぐってインターホンを鳴らしてくれました。
最初に口にした言葉は「はじめまして、おじゃまします。失礼いたします。」
なかなか大人でも出ない言葉です。
お財布に手が届かなかったけど、私の心はわしづかみ。
なんだか複雑で暖かい緊張した時間でした。
外でお別れするときは、あのずっと太ももの下にいた両手でバイバイしてくれました。
また、遊びにきてね!
おまけ。
お父さんが楽しくなってきて話に夢中になってきた頃
「あの~、私たちあんまり時間がないんです。」
とお父さんトークにあっさり幕が閉じました。
あの瞬間、私爆笑しました。



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